砂糖依存症の恐怖!極端な糖質制限ダイエットは危険!主食を「発芽発酵玄米」にするだけでダイエット効果が得られるし,糖質と上手に付き合えばリバウンドしない身体を維持できます。
こんにちは,ひなたパパです。
以前,世界仰天ニュースで「砂糖依存」の女性が描かれていました。
砂糖は「マイルドドラッグ」と呼ばれるほど,高い依存性があるのだそうです。
健康体であれば甘いものを食べても,一定量で満足するのですが,極端なダイエットなどで身体の栄養バランスが大きく崩れている時に糖質をとることで,中毒症状を起こし砂糖依存を引き起こすことがあるのです。
糖質制限はブームから定番化し,今では誰もが知っているダイエット方法ですが,この番組を見ていて,極端な糖質制限はやはり危ないと感じました。
(依存を引き起こすのは甘い砂糖だけではなく,米,小麦などでんぷんも同じで,糖質全般に言えることなのだそうです。パン依存,ごはん依存,麺依存)
糖質依存のメカニズム
糖質を摂取すると,血糖値が緩やかに上昇します。
上がった血糖値を下げるため, 膵臓からインスリンというホルモンが分泌され,それによて血糖値は再び安定します。
これが正常な糖質摂取と血糖値の関係です。
しかし,糖質の摂りすぎで血糖値が急上昇するとインスリンの分泌量が増え,血糖値が下がりすぎて低血糖症になってしまうのです。
そして,今度は下がりすぎた血糖値を上げるため,体の外から糖質を欲するようになってしまうという悪循環が繰り返されるのです。
さらに恐ろしいのが,脳内でも糖質の依存が起きていることです。
人は甘みを感じると,幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。
これは,糖質を取れない不安やイライラを解消する,カンフル剤の役割を果たします。
この時の快感を得たくて,再び糖質を欲してしまうのです。
これはまさに薬物依存と同じ状態です。
糖質制限ダイエットにしろ,他のダイエットにしろ,無理なダイエットをすると身体に異変が起き,結局はリバウンドすることがほとんどです。
それは,先に挙げたような身体の仕組みが働いているからで,自分の意識だけではどうにもならないのだと感じました。(意志が弱いでは片づけることが出来ない問題)
妻は糖質制限ダイエットの後,リバウンドしましたが,その際まさに糖質依存のような状態になっていたそうです。
過去の記事中でリバウンドした話を書いています。
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さらに私も,極端な糖質制限ダイエットが原因で,身体に異常をきたすことを経験しました。
糖質制限ダイエットをしようと考えておられる方には,ぜひ読んで頂きたい記事です。
誤った糖質制限ダイエットは非常にリスクの高いものである,ということがお分かり頂けるかと思います。
👇参考にして下さい👇
☞体験談!糖質制限ダイエット ーLDLコレステロール250へ急上昇悪化(前編)
☞体験談!糖質制限ダイエットーLDLコレステロール127・中性脂肪37へ改善(後編)
☞血管年齢20歳!LDLコレステロール・中性脂肪大幅改善!LH比1.2倍に!
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糖質制限で重要なのは,血糖値の急上昇を起こさせない食事をするということです。
糖質は悪!なのではありません。
むしろ健康維持しながらダイエットをし,その後も無理なくスリムな体を維持する為には適度な糖質は必要なのです。
糖質制限をしていない娘ですが,主食を白米から「発芽発酵玄米」に変えるだけで,ぽっちゃり体型からスマート体型になりました。
玄米は白米に比べて,血糖値の上昇が緩やかになります。
発芽発酵玄米には,酵素により腸内環境を整える働きがあります。
また,繊維を豊富に含んでいるため,お通じの改善にも期待ができます。
今では,私も主食を「発芽発酵玄米」にしているだけで,あとは,糖質といったことはあまり気にしない生活をしています。
それでも,私はリバウンドせず体型を維持できています。 (妻はリバウンドの後,軽い依存状態に気づきおやつを減らしたり,ドクターエアにもせっせと乗り,少し体重を落として維持できているそうです。)
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糖質制限をやめて,主食を「発芽発酵玄米」に変えた我が家。
たまに嵌めをはずしても良いのです。
今では,休日,お気に入りのパン屋でイートインすることも増えました。
(妻とおしゃべりカフェ♪糖質制限時には考えられなかった楽しい時間・・・)
世界仰天ニュースで「砂糖依存」の話をしながらも,罪悪感なくパンをほお張れる私たちは,現在,糖質と上手く付き合えているのではないでしょうか。
ちょっとした工夫をするだけで,ストレスなく健康な身体を維持でき,楽しく食事ができるのはすばらしいことだと感じる日々なのです。
糖質制限ダイエット中でも罪悪感なし!コストコの鯖を使った「ブランパン鯖サンド」が超おすすめ!!
こんにちは,ひなたパパです(*´▽`*)
突然ですが,皆さんは,鯖サンドって食べたことあります?
パンに焼き鯖を挟んだものです。
まずそぉーと思った,あなた!
ちょっとお待ちください!!
これが,とっても美味しいのです。
私も,妻から勧められたとき,「え?パンに鯖挟むの?それ美味しいの?」と疑ったほど!
だまされたと思って食べてみて!と,妻が言うものですから,仕方なく食べたのですが,これがビックリ!
とっても美味しいではないですか!!
今回,ご紹介したい鯖サンドは,糖質制限している方でも,罪悪感なく食べられる「ブランパンの鯖サンド」です!!
使う鯖は,コストコの鯖です!!
いえ,普通のスーパーで売っている鯖でもいいのですが,我が家はコストコ好きなので,ここは強く,コストコの鯖をお勧めさせて頂きます!
脂がのって,いつの時期でも美味しい,程よい塩加減でコストコの鯖!
コストコ通の方なら,もう,鯖って聞いただけで,よだれがでますよね!
普通の鯖サンドは,糖質たっぷりなパンで挟むところですが,だまされたと思って,ブランパンでいきましょう!
糖質制限されている方はご存知のとおり,鯖の糖質はほとんどありません。
パンもふすまパンミックスで手作りしたものや,通信販売で購入したのは,1個2g程度です。
手作りブランパンについては,こちらの過去記事をどうぞ。
ですので,ボリュームある,鯖サンドが,なんと糖質5g程度で出来ちゃうのです!
これは,糖質制限されている方には朗報ですね(´艸`*)
罪悪感なく,鯖サンドを食べちゃいましょう!
アレンジは,色々あるのですが,ブランパンに,焼き鯖と,色々お野菜やチーズ,ハム,卵など好きなもの挟んでください。
だいたい,どんなものでも合います!
ちょっと怖いなって思う方は,シンプルに焼き鯖とレタスでも十分に美味しいです。
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今回,私が作ったのが,こちら!(ひなたママではありませんよぉ)
玉ねぎ酢味と,マヨ醤油味の鯖サンドです。
玉ねぎ酢味のものは,玉ねぎ酢ドレッシングで味付けしたものです。
あ,そのまんまやん!と突っ込みが…
玉ねぎ酢ドレッシングはミツカンから販売されています。
また,マヨ醤油味のものは,マヨネーズと醤油を適当に混ぜたものです。
あ,またまた,そのまんまやん!と突っ込みが…
どちらも,とっても美味しいですよ。
鯖の塩味が効いているので,調味料なくても美味しいですけど,ちょっとした一工夫で色々な味が楽しめます♪
ふすまパンがない人は,糖質は20gくらいになりますが,フランスパンでもいいです。
ローソンのブランパンですか?
糖質は少ないですが,小さいし,ボリューム感がないので,今一です(;´Д`)
バンズとしては物足りませんが,それでもよければ。
私は,ちょっとスカスカして物足りなさを感じました( ˘•ω•˘ )
ぜひ,ダイエットや体型維持されている方は,主食の一品として,メニューに加えてくださいね!
👇コストコの関連記事はこちら👇
👇糖質制限まとめ記事はこちら👇
👇糖質制限の関連記事はこちら👇
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それパパのために買ったのでは!?ママが大豆麺ソイドルで1週間の置き換えダイエット!味や結果はいかに?
こんにちは,ひなたパパです♪
超ゆるやかな糖質制限な我が家(♡´ω`♡)
もう,慣れてきましたよ。
慣れって大事ですね(b゜ω^)⌒☆バチッ
でもね,やっぱり麺類を思いっ切り食べたくなるのですよ!
ラーメン,スパゲティ,担担麺などなど…(♡´ω`♡)イイネ
この欲求だけは抑えられない!
そんな私を見て,やさしい妻は生活費が厳しい中で,ちょっとお高い大豆麺ソイドルを,ネットショッピングしちゃったのです!
こちらの記事ですね!!
☞糖質制限中でも麺やパンが食べられる?!マルサンアイの大豆100%麺「ソイドル」と「大豆パンミックス粉」
記事の下を見てください!
「夫の夕飯にして記事をアップしますね。」って書いていますよね!
嬉しいではありませんか!
何も言わないのに,私を気遣ってくれるなんて(♡´ω`♡)ウフフ
もう,楽しみで♪
色々レシピも調べて,何を作ろうか悩んでいる妻…。
いいですねぇ(´艸`*)
私のことをいつも最優先で考えてくれる妻…
最高ですね(♡´ω`♡)ウフフ
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そんな幸せを感じていた,さわやかな朝…
不幸は突然やってきたのです!
「ね,ちょっと気を緩めすぎてリバウンドしちゃった」と妻がお腹のお肉を摘まみながら話しかけてきました。
「それは,そうでしょ(笑)」と私。
思い当たる原因が多すぎです。
イベントあると,糖質制限もカロリー制限もしないので…
こちらの記事見てください!
☞お,お義母さん!!それは違うでしょ!?北海道物産展を堪能♪
☞家族旅行~第3話~ パン実食!!やっぱり美味しい♪お,お義母さん!!その手に持っているものは!
☞家族旅行~第6話~ 楽しい夕食!尾鈴豚(宮崎県都農町)が旨すぎます!お義母さんのアイデアもグッド♪
☞ケーキ食べ放題バイキングで2時間食べ続けました♪八糖仙で血糖値対策も万全!上手に糖質と付き合えるようになってきました!
ね,こんな感じなのですから。
あくまでも一例ですから!
あと,記事を書くとき,ついつい,口が寂しくなるのですよね(´・ω・`)
こればっかりは…
「でも,ちょっとくらいならいいでしょ?何キロ増えたの?」と私。
妻は人間ドックでもすべて正常値の健康体!
お医者様のお墨付きです。
あえて,私に合わせて,糖質制限しなくてもいいのです。
ちょっとくらいふっくらしてた方がかわいいものです。
「2kgぐらい増えた!これはリバウンドよ!」と,またまた,お肉を摘まんで見せる妻。
「まぁ,2kgならいいのでは?(笑)体内水分や腸内環境で変動するしさ。」と私。
「私,ソイドルで,1週間置き換え(夜)ダイエットしてみる!」と妻。
ほぇ( ゜Д゜;)!?
…はぁ( ゜Д゜;)!?
……なんですと( ゜Д゜;)!?
私のラーメン,スパゲティ,担担麺は,どうなった?
“買ったのは1週間お試しセット”でしょ!!
“俺のソイドルなくなる”でしょ!
と,心の中で叫ぶ私…
「え,そうなの?…ら,ラーメン楽しみにしていたのだけど…」と私。
「うん,そうだけど,あなた,体型維持しているでしょ?あなたが食べても,ソイドルの効果が分からないと思うの」と鼻息を荒くする妻。
続けて,
「読者の方に,どんな結果が出るか報告したいの!私が元の体重に戻るのか,この摘めるお肉が無くなるかを!!」と妻。
…はぁ(´・ω・`)
…なるほど(´・ω・`)
た・し・か・に・そ・う・で・す・よ・ね
私では,効果なんて分からないよね…
「わ,分かった…試して,効果を確認するといいよ」と私。
「うん,やって見る!」と満足気な妻。
さわやかな朝とは裏腹に,どんよりした気持ちになる私なのでした(´・ω・`)…あう
後日,1週間のソイドル置き換え(夜)を決行!
一週間食べた妻は,焼きそば,ジャージャー麺,和風パスタとダイエットの意識もなく美味しく食べたと言っていました。
ビジュアルよりも噛み応えのある麺で,大豆の香りは濃い味であるほど気にならなくなり,満足度は高いそうです。
(スパゲッティ,焼きそば,ラーメンなど,麺類であれば何でも応用が利きます)
ダイエットをした結果は・・・「1.0㎏」の減量です!
う~ん,正直,水分量でこの位は変わりますからね。。。
誤差の範囲かも知れませんが,妻曰く,お腹のお肉は気持ち減ったそうです。
糖質制限が効果あるのは実証済なので,当然の結果のような気もします~
私的な意見としては,食事に適度な糖質は必要と考えているので,食べ過ぎた日の帳尻合わせに活用するくらいでいいのかな?と感じています。
あまり,参考になる結果ではありませんでしたが,朝・昼しっかり食べて,夜も麺をソイドルに置き換えただけですので,まずまずなのではないでしょうか。
妻も満足していますし・・・。
お高いので,糖質制限中に麺が食べた際などに,ときどき活用されるくらいが良いかと思います。
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ケーキ食べ放題バイキングで2時間食べ続けました♪八糖仙で血糖値対策も万全!上手に糖質と付き合えるようになってきました!
こんにちは,ひなたパパです。
先週,妻と二人でケーキバイキングにいってきました。
2時間1,680円と,平均的なお値段です。
娘は,いつものように部活で忙しいので,今回も二人でデートです。
糖質制限はどうした?という突っ込みが入りそうですが,最近はゆるみっぱなしです。
とはいえ,このような糖質たっぷりのときは,八糖仙をしっかり飲んでいますが・・・
👇こちらになります👇
あまり我慢してもストレスになるので,このようなときは,八糖仙のような血糖値の上昇を抑えるものを上手く活用していければ良いかなと思っています。
今のところ,運動もしていないのに,リバウンドせず体型を維持(体脂肪率は5%以下のまま)できています♪
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さてさて,今回行ったお店は,地元では有名なカフェなのですが,ケーキバイキングは初めてです。
私は,ケーキ専門店のバイキングが好きなのですが,その場合5,000円近くになるので,かなりお高くなります。
ですが,店頭に並ぶケーキがそのまま食べ放題になるので,10個も食べれば元が取れますし,もちろん味も大満足です♪
だいたい20個は食べるので,私としては,ウヒウヒですが,妻がそこまで食べられません。
今回は,有名なお店とはいえ,カフェ専門店なので,あまり期待していませんでした。
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事前に予約して,お店に到着です。
さっそく,席に案内していただき,ケーキバイキングコーナーへ!
あぁ・・・
やっぱり,食べ放題で安いだけあって,ケーキがしょぼいです。
予想通りというか,こんなものかぁという感じでした。
ですが,せっかくなので,楽しんで食べよう!ということで,妻と一緒にケーキを選びます。
はじめに選んだケーキはこちら。
一口サイズのケーキで,色々な種類があります。
飲み物は,コーヒーやカフェオレ,紅茶,ジュースなど様々です。
さすがに,甘いものばかりなので,ブラックコーヒーにしました。
あとは,手作りパフェ♪
さっそく食します。
おぉ,見た目より美味しい!と,予想外の展開です。
はじめの一皿は5分もあれば完食です!
妻も,あっさり,5分で完食♪
妻は,私のパフェを見て,自分でも欲しくなったようです。
「あまり上手に盛り付けられなかった~」と作ってきたのはこちら。
私も,二皿目を取りに行きます。
妻とお話しながら食べるも,私のケーキを食するスピードは衰えません。
二皿目も5分で完食♪
妻は,お腹が落ち着いたのか,食べるペースが遅くなり,どちらかというと会話がメインになります。
私も5皿程度平らげると,やや満足し,会話を中心に食事をします。
フライドポテトなどもあったので,妻はケーキと塩っけの効いたおつまみを交互に食べていました。
私は,ケーキのみ♪
さすがに,10皿も食べるころには,店員さんとお隣の女性陣の視線が集まります。
まぁ,ケーキやパン食べ放題に行ったら,いつも注目されてしまうので,慣れていますが。
会話とケーキを2時間存分に楽しみました。
結局15皿くらいと,パフェ3杯食べました。
さすがに,胃がパンパンに!
久々に甘いものを満足いくまで食べられたので,とても楽しかったです。
予想外に美味しかったし,妻もバイキングは大好きなので,また行きたいと思います♪
たまには,こんな贅沢するのもいいですね!!
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パパ,低糖質おやつ作りに挑戦!簡単に手作りできるラスクを紹介♪
こんにちは,ひなたパパです(*´▽`*)
今日は,ブランパンで,ラスクを作ったので,ご紹介します♪
作り方は,いたって簡単です!
まず,ブランパンを用意します。
ブランパンは手作りしてもいいですし,ネットで購入してもいいですよ♪
でも,ローソンのブランパンだと中身がつまっていないから,うまくできないかも…( ˘•ω•˘ )
試していないので,分かりません(*´▽`*)アハハ
次に,パンきり包丁で,横に8㎜くらいの幅でスライスします。
こんな感じかな。
はい,あとは,トースターで両面焼きします♪
ちょっと焦げ目ができるくらいかな。
こんな感じですね。
甘味料は,ステビア・エリスリトールを使います。
それを,上から振りかけるだけ!
はい,できあがりぃ(*´▽`*)
これが,意外と美味しいのです♪
糖質もブランパン2個使っても4~5gです。
アガベシロップかけても,美味しいです!
間食にオススメですよ(´艸`*)
ぜひ,ダイエットのお供に加えてくださいね♪
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血管年齢20歳!LDLコレステロール・中性脂肪大幅改善!LH比1.2倍に! -2018年1月ー
こんにちは,ひなたパパ(44歳)です。
人間ドックの結果が届きましたので,ご報告いたします。
LDLコレステロール,中性脂肪ともに数値は約半分となりました。
HDLコレステロールは約1.5倍となり,LH比1.2倍(当初は2.1倍)と劇的に改善しました。
結果,血管年齢(血管弾力)は20歳と若返ることができました。
これまでの経緯(2016年12月~2017年12月16日)
2016年12月~2017年8月26日
2016年12月に,64.7kg(身長は172cm)あった体重も,2017年3月に目標とする56kgまで,厳しい糖質制限により減量しました。
この期間は,まったく運動をせずに減量を行いました。
偏った糖質制限食(魚,肉,卵,チーズ,豆類)であったため,体重は減少したものの,LDLコレステロールは「163」から「205」(2017年4月18日)まで上昇します。
(魚,豆類を摂取していたため問題ないと思っていたのですが…)
4月中旬から,リバウンドをしないように筋肉を付けること,LDLコレステロールを下げるためにフィットネスジムに行くこととなりました。
フィットネスジムでは,筋トレよりも,有酸素運動を中心としたメニューとしました。
この期間も,厳しい糖質制限を続けていました。
再度,6月18日に血液検査を受けます。
ところが,LDLコレステロールは改善するどころか,「250」まで悪化します。
LDLコレステロールが「250」というのは,相当な異常値であるため,お医者様から薬の投与を進められました。
私は薬を飲むのは嫌だったので,もう少し経過を見てほしいとお願いしました。
その結果,毎月,触診により血管が老化していないかチェックすることで,経過観察することとなりました。
フィットネスジムに通い始め,8月末には,4月中旬時点で8.7%あった体脂肪率は3%まで落ちました。
また,体重もさらに減少し,52.8kgになりました。
そのときの写真がこちら。
<厳しい糖質制限+筋トレ>
日付 | 8月26日 |
---|---|
体重 | 52.8kg |
体脂肪率 | 3% |
糖質量 | 1日40g程度 |
カロリー | 1,800kcal程度 |
運動量 | 週2回フィットネスジム (土曜日:有酸素運動2時間,日曜日:有酸素運動1時間,筋トレ1時間) 火曜日から金曜日 腹筋30回,腕立て30回 |
写真で分かるとおり,痩せこけたまま,筋肉質にならなかったため,妻のアドバイスにより,ゆるい糖質制限に切り替えました。
2017年8月16日~2017年9月30日
妻が栄養バランスを考え,ゆるい糖質制限食を毎食準備してくれました。
私も,栄養学を勉強し,妻と話し合いながら,「ここは,こうして欲しい」といった提案を行いました。
そして,一か月経過したときの写真がこちら。
体重は減少しましたが,筋肉質になりました!
<ゆるい糖質制限+筋トレ>
日付 | 9月30日 |
---|---|
体重 | 51.4kg |
体脂肪率 | 3% |
糖質量 | 1日90g~130g程度 |
カロリー | 1,800kcal程度 |
運動量 | 週2回フィットネスジム (土曜日:有酸素運動2時間,日曜日:有酸素運動1時間,筋トレ1時間) 火曜日から金曜日 腹筋30回,腕立て30回 |
2017年9月30日~2017年11月15日
体重を増量し,筋肉を付けたいとのことから,毎日プロテインを飲むことにしました。
摂取カロリーもやや増やしています。
また,仕事やブログなど色々と忙しくなり,10月中旬にフィットネスジムを退会しました。
11月15日時点の写真がこちら。
やや,肉厚になりました。
フィットネスジムを辞めた関係上,体成分分析装置による体脂肪率が計測できなくなりました。
家庭用の体重計は体脂肪率5%以下ですとエラーとなりますので,測定不能な状況です。
<ゆるい糖質制限+筋トレ>
日付 | 11月15日 |
---|---|
体重 | 54.2kg |
体脂肪率 | 5%以下(測定不能) |
糖質量 | 1日90g~130g程度 |
カロリー | 2,100kcal程度 |
運動量 | 通勤の30分程度歩行 毎日,腹筋ローラー30回,腕立て30回 火曜日,金曜日は追加でスクワット50回 |
- 自宅筋トレのみとなったため,腹筋ローラーを使用することになりました。
- 腹筋ローラーは,想像以上に効果ありました。
2017年11月15日~2017年12月16日
当初目標の54㎏に増量できたので,ここ一か月は,気が緩んでしまいました。
体脂肪率が少なすぎると,あまり身体によくないとお医者様よりアドバイスを頂いたこともあり,それが気の緩みに拍車を掛けました。
ここ一か月は,超ゆるゆるの糖質制限となってしまいました。
また,腕立ての負荷をあげるために購入したプッシュアッパーも,早くも埃をかぶりはじめています…
スクワットもさぼってます…人ってどこまでも自分に甘くなれますね…。
とはいえ,食事バランスは意識しました。
12月16日時点の写真がこちら。
やや貧相な身体になり,たるんでしまいました…
仕事が忙しくなり,今年お世話になった人への挨拶周りなど忙しくなり,かつブログのフォローもしていたため,病気しらずな私も,3日前から体調を崩してしまいました…
病気中の写真なので,より貧相に…
<ゆるい糖質制限+普通食+筋トレ>
日付 | 12月16日 |
---|---|
体重 | 53.0kg |
体脂肪率 | 5%以下(測定不能) |
糖質量 | 1日90g~300g程度(ばらつきあり) |
カロリー | 2,300kcal程度 |
運動量 |
通勤の30分程度歩行 |
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人間ドック(2017年12月12日)の結果
8月中旬から,妻と一緒に栄養バランスを考え,コレステロールの改善に取り組みました。
12月12日,人間ドックを受診し,結果を受け取りましたのでご報告します。
その結果,以下のとおり改善し,薬に頼る必要性はなくなりました。
HDLコレステロールが増加した理由(考察)
<HDLコレステロール>
検査日 | 数値 | 備考 |
---|---|---|
2017年1月20日 | 79 | 厳しい糖質制限 |
2017年4月8日 | 77 | 厳しい糖質制限 |
2017年6月12日 | 101 | 厳しい糖質制限 |
2017年12月12日 | 106 | ゆるい糖質制限 |
4月8日から6月12日間,食事については特に変えていません。
この間実施した内容は,「有酸素運動」を週2回~3回取り入れた点です。
私の場合,HDLコレステロールが増えた原因は,有酸素運動によるものと考えられます。
LDLコレステロール,中性脂肪が減少した理由(考察)
<LDLコレステロール>
検査日 | 数値 | 備考 |
---|---|---|
2017年1月20日 | 163 | 厳しい糖質制限 |
2017年4月8日 | 205 | 厳しい糖質制限 |
2017年6月12日 | 250 | 厳しい糖質制限 |
2017年12月12日 | 127 | ゆるい糖質制限 |
<中性脂肪>
検査日 | 数値 | 備考 |
---|---|---|
2017年1月20日 | 79 | 厳しい糖質制限 |
2017年4月8日 | 88 | 厳しい糖質制限 |
2017年6月12日 | 78 | 厳しい糖質制限 |
2017年12月12日 | 37 | ゆるい糖質制限 |
LDLコレステロールは,糖質制限前から基準値を超えていました。
私は,遺伝子検査の結果,LDLコレステロールが高くなりやすい体質ということが分かりました。
👇公式HPはこちら👇
1月20日から6月12日までの間,肉,卵を多く摂取していたことから,これらがLDLコレステロールを増加させた主な原因と考えられます。
遺伝子検査結果には対策も記載されており,妻指導のもと,食事改善に取り組みました。
検査結果
<2017年1月20日検査結果>
<2017年4月10日検査結果>
<2017年6月12日検査結果>
<2017年12月12日検査結果>
※これまでの詳しい内容は,下記リンクの「まとめ記事」を参照してください。
👇糖質制限まとめ記事はこちら👇
👇糖質制限の関連記事はこちら👇
2018年版|体験談!糖質制限ダイエットーLDLコレステロール127・中性脂肪37へ改善ー(後編)【改定:2018年1月】
■更新履歴■
初版:2017年11月30日
改定:2018年1月6日
この体験談は,今後も随時更新していきます。
👇糖質制限まとめ記事はこちら👇
👇糖質制限の関連記事はこちら👇
■はじめに■
前編では減量できたものの,見るからに不健康で,「糖質は悪!」と極端な思考回路になった私を見てきました。
また,偏った食事の糖質制限を始めてから,LDLコレステロールが「163」から「250」に大幅に悪化しました。
これでは体重が落ちただけで,本来の目的である「健康になる」とはかけ離れた結果です。
正しい糖質制限ダイエットとは何なのか?皆様も一緒に考えて頂ければと思います。
◆目 次◆
(16)家族の愛情で目がさめる
もはや,何をすればいいのか途方に暮れていたころ,妻からアドバイスがありました。
「私がやってる糖質制限は,あなたがやっているような厳しい糖質制限ではないよ。ゆるい糖質制限。1日100g程度摂取しても良いという考え方に基づくものなの。それでも,私は痩せて維持できてるよ。偏った食事は,やっぱり良くないと思う。ゆるい糖質制限に切り替えて,バランスのよい食事にしない?」と提案がありました。
「娘ちゃんも,お父さんが病人に見えるみたいで心配しているよ」とポツリ。
娘を見ると,目に涙を浮かべている状況です。
私は,このとき,ようやく目が覚めました。
一度に,これまでの糖質たっぷりの生活に戻す考え方に切り替えられませんが,ゆるい糖質制限なら,やってみたいと思ったのです。
ゆるい糖質制限でも,見事に結婚当初のスマートな身体に戻っている妻の姿を見て!
糖質制限ダイエットで真に怖いのは,「糖質は悪」「糖質が病気の原因」といった極端な思考回路に陥り,周りが見えなくなることではないでしょうか。
特にメディアやネットでは,「糖質=悪」の構図が出来上がっています。
考える思考回路が失われ,知らず知らずのうちに,拒食症と同じように,糖質を拒否する精神状態になるのです。
痩せることはいいことですが,極端な思考回路に陥らず,健康的に楽しくダイエットに取り組む必要があると強く感じています。
炭水化物は3大栄養素のひとつです。
ダイエットを始める前のような,摂取過多はよくないと思っていますが,適量は摂取する必要があると感じています。
(17)ロカボという考え方に共感
妻の話していた「ゆるい糖質制限」とは,「一般社団法人 食・楽・健康協会」の提唱するロカボのことでした。
実は,厳しい糖質制限を開始したころにも,ロカボという考え方は知っていました。
ですが,急いで痩せたいとの思いがあり,あまり本気で勉強していませんでした。
そして,ロカボの運営サイトの内容を読んでも,その真意がつかめずにいたのです。
改めて読み直すと,提唱する意味が理解できます。
「食・楽・健康協会」では,「おいしく楽しく適正糖質」をロカボと位置づけています。
また,「適正な糖質摂取を心がけることで血糖上昇を抑える」ことができ,「ダイエット効果も期待できる」としています。
「ロカボ」の提唱する適正糖質は,「1食で摂取する糖質量を20~40g」にするというものです。
また,ロカボでは「どれを食べてもいい,でも工夫をしなさい」といっています。
この考え方には,非常に共感できるものがありました。
適正糖質量を守りつつ,バランスの良い食事を工夫によって実践するのです。
妻の協力のもと,ゆるい糖質制限をしつつ,バランスの取れた食事に取り組むことになりました。
1点考え方が違うのは,「糖質の量だけ気にしていればおなかいっぱい食べてもいい」という点です。
私は,カロリーを過度に気にする必要はないと思っていますが,おなかいっぱいではなく,腹八分が今でも良いと思っています。
たまに,嵌めをはずすのはいいとして…。
<1日の摂取糖質量の目安>
<食後血糖値イメージ>
引用:ロカボオフィシャルサイト https://locabo.net/about/
(18)ゆるい糖質制限実践編
今から紹介する「ゆるい糖質制限」は,私達夫婦が取り組んでいる内容です。
これが,最適だ!と思い込まず,参考程度にして頂き,自分なりに楽しく,気長に実践できるダイエットに取り組んでください。
我が家のダイエットの考え方は,次の通りです。
1. バランスの良い食事を心がける。
2. 血糖値の上昇をゆるやかにする食事を心がける。
3. 糖質は,一食あたり30g~40gを心がけ,1日90g~130gは摂取する。
4. カロリーを過度に気にしない。ただし,食べる量は適量(腹八分が目安)にする。
5. 主食(半膳程度)は抜かない。ただし,血糖値が上昇しにくいものを選ぶ。
6. 野菜は糖質を気にしない。ただし,芋類だけは,注意する。
7. 間食は,糖質10gまでを心がける。食べる量も適量で。
8. 腸内環境に良い食事を心がける。
9. 人工甘味料は使わない。少量の砂糖,もしくは血糖値のあがらない自然甘味料を使う。
10. 食べる順序は気にしない。美味しく食べられる順序で良い。
11. 夜ご飯は寝る前の3時間前までを心がける。遅くなるようであれば,糖質をやや控えめに。
12. 下半身の筋肉をつける。
13. 日々の体重の増減は気にしない。水分で体重は1kg~2kg程度すぐ変わる。
上記のような,考え方で取り組んで,ダイエットの効果が得られています。
停滞期があっても,多少の増加があっても気にしないようにしてください。
気長にやっていれば,必ず痩せます。続けることが重要なのです。
・妻は,6カ月で6kg減量しました。
・私は,より引き締まった筋肉質な身体になりました。
<厳しい糖質制限+筋トレ>
<ゆるい糖質制限+筋トレ>
※ゆるい糖質制限に切り替えてからも,体重減少しています。(2カ月で2kg程度)
※今は,ダイエット目的よりも,健康目的で適正糖質を摂取する考え方になっています。
※痩せすぎ(51.4kg)なので,54kgまで脂肪を付けず,筋肉を増量したいと考えています。
※筋肉をつけるためには,適度な糖質とタンパク質が必要です。
次に,具体的な取り組みを紹介します。
効果が高いと思ったものに厳選しています。
※私達と一緒にダイエットをしている仲間と一致したものに厳選しています。
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血糖値の上昇をゆるやかにする
血糖値の急上昇は,身体に悪影響を及ぼすことは,医学界でも見解が一致しています。
我が家では,サプリメントなどを活用しています。
① 難消化性デキストリン
特定保健用食品,健康食品,医薬品などにも多く活用され、その効果を認められているトウモロコシから抽出される食物繊維です。
「食後の血糖値の上昇を抑える」「脂肪の吸収を抑える」といった内容で売り出している飲料のほとんどの特定保健用食品がこの成分によるものです。
食物繊維不足を補え,血糖値の上昇を抑制し,安価(1食あたり10円程度)で家計にも優しいです。
毎食,必ず取り入れています。
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② メタバリアS
FUJIFILMが販売しているサプリメントです。
同様の効果を狙ったサプリメントでは,各サイトのランキングで常に上位に入っています。
今話題のサラシア由来のサラシノールが糖の吸収を妨げ,血糖値の上昇を抑制します。
さらに,サラシノールは,ビフィズス菌を増やし,腸内環境を整える機能があります。
外食するときなど,糖質がやや過多になるときに,取り入れています。
毎食ですと,コスト的に負担が大きくなるためです。
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③ 八糖仙
サラシアの配合量が業界トップクラスです。
発酵大麦エキスも高配合で,摂り過ぎた糖質や脂肪に働きかけます。
さらに,DC-15菌エキスも配合しており,体の中の糖をエネルギーへと変換し余分な糖質の燃焼を促すことで,ダイエット効果が期待できます。
この商品は,友人のお気に入りです。
お酒好きな方におすすめしたいとのこと。
メタバリアSよりやや高いですが,サラシアの配合量がこちらの方が多く,発酵大麦エキスが入っているので,コスト的な余裕がある人は,こちらがおすすめとなります。
より効果を期待したい方は,「八糖仙」をおすすめします。(血糖値の上昇を検査キットで比較した結果,八糖仙の方が効果が高かったため)
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主食は血糖値の上がりにくいものを選ぶ
① ふすまパン
通常のパンに比べて,カロリーや糖質が低く,高タンパク質です。
また食物繊維などの栄養素も豊富です。
ダイエット中にパンを食べたいという方には,おすすめです。
私達夫婦は,ふすまパンを強く推奨します。
☆ふすまパンミックス☆
健康に配慮された材料が使用されており,誰でも簡単に美味しいふすまパンが作れます。
家計に優しく,私達夫婦にとって,絶対に欠かせない商品です。
我が家では,小麦粉の代わりに,パンケーキやクッキーにも活躍しています。
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☆ホームベーカリー☆
手ごねが面倒な人は,ホームベーカリーを活用してみてはいかがでしょうか?
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☆通販を活用☆
作るのが面倒な人は,通販を利用する手も。
ローソンのブランパンも有名ですが,怪しげな成分だらけなため,毎日食するものとしてはおすすめできません。(たまの利用は良いと思いますが)
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② 発芽酵素玄米
注意:“発芽玄米”,”酵素玄米”ではありません。“発芽酵素玄米”です。
発芽酵素玄米とは,発芽玄米と小豆と少量の塩を混ぜて炊いたものを3日程度保温状態で寝かせた玄米のことです。
発芽した玄米に発生する神経伝達物質GABAを,寝かせることによって増やし,美容と健康によく,耐ストレスの食べ物に熟成させていきます。
玄米に含まれる酵素やGABAだけではなくミネラルやビタミン,食物繊維も豊富に含まれています。
また,低GI値(白米:88,玄米55)の食品で,ダイエットの効果が期待でき,糖化や癌,糖尿病などの病気のリスクを軽減できます。
食感は,玄米とは思えないほどモッチリしています。
我が家は,妻,娘が好んで食べます。
娘は,ややポッチャリしていましたが,「主食を発酵酵素玄米に変えただけ」ですが,痩せてスラリとした体型になりました。(娘は糖質制限をしていません)
また,病気をすることも少なくなり,病気になってもすぐに回復するなど,親から見ても,健康的になったと感じています。
私達夫婦は,発芽酵素玄米を強く推奨します。
通常の炊飯器でも作れますが,手間が大幅に削減でき,美味しくできる専用の炊飯器を活用されることをおすすめします。
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作るのが面倒な人は,通販を利用する手も
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腸内環境によい食事を取り入れる
① 豆乳ヨーグルト
ヨーグルトが腸内環境の改善に役立つのは皆さんもご存じのとおりです。
豆乳ヨーグルトは,大豆イソフラボンが豊富で,牛乳ヨーグルトよりもカロリーも糖質量も少ないです。
また,コレステロールも下げ,食物繊維が豊富なので,血糖値の上昇をゆるやかにします。
乳酸菌は毎日摂取することが重要なので,私達夫婦は毎日必ず食べています。
毎日のことですので,ヨーグルトメーカーを購入し,1食あたりの食費を抑えています。
また,種菌となるヨーグルトを2週間に1回変え,より腸内環境の改善(色々な菌を摂取するのが良いといわれています)に取り組んでいます。
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② 甘酒
甘酒は乳酸菌を増やし,腸内環境を整えたり改善したりするのに効果的です。
乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やすには,善玉菌を含む食品を摂取するか,善玉菌のエサとなる食品を摂取する必要があります。
甘酒には,このどちらの役割もあります。
植物性乳酸菌の摂取によって,腸内の乳酸菌を増やすことができます。
また,善玉菌のエサとなるオリゴ糖と食物繊維を含んでいるので善玉菌を増やす助けとなります。
豆乳ヨーグルトと合わせて食べることで,効果倍増なので,とてもおすすめです。
なお,甘酒を選ぶ際,加熱してない米麹の甘酒であること,砂糖が含まれていないことに注意してください。
おすすめはこちらの商品になります。
豆乳甘酒は我が家の朝食・間食として活躍しています。
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③ 酢玉ねぎ
「ためしてガッテン」でも紹介された酢玉ねぎ。
お酢には,内臓脂肪と皮下脂肪を減少させる効果があります。
さらに最近では,中性脂肪の減少にも効果があることが分かりました。
玉ねぎにも,動脈硬化や高血圧の予防,便秘の解消,コレステロールを減らす,中性脂肪を減らすといった効果があります。
酢玉ねぎが,ダイエットに効果があるとして大きく上げられるのは,体重の増加を抑えることができるところです。
また,「たけしの家庭の医学」で問題として取り上げられた「腸漏れ」にも,お酢は効果があります。
私のおすすめは,「酢玉ねぎ」+「豆乳」を混ぜたドレッシングです。
酸味がやわらぎ,野菜を美味しくいただけます。(お酢は糖質が少なく,安価なりんご酢がおすすめです)
④ えのき
厳しい糖質制限のとき,ひどい便秘に悩まされ,何をやっても改善しなかった便秘。
ある日,うんちが一気に出てすっきりしました。
前日の夜に食べたのは,水炊きだったので,何の食品が良かったのか,そのときは分からずじまいでした。
その日食べた食材を,日々変えて食べて,お通じの状態を確認しました。
結果,えのきを食べた翌日が快便であることに気が付きました。
何回か試しても,同じ結果でした。
私だけなのかも知れませんが,頑固な便秘に悩まされたとき,えのきを1パック,2日~3日食べてみてください。
ひょっとしたら,便秘の救世主になるかも知れません。
自然甘味料を上手く活用する
① ステビア・エリスリトール
人工甘味料は問題視されているとおり,長期に渡って摂取するのは,好ましくありません。
とはいえ,砂糖をたくさん使うと,糖質量をオーバーします。
そんなときは,自然の甘味料であるステビア・エリスリトールを上手く活用しましょう。
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② アガベシロップ
シロップは糖質が高く,ダイエット中に使用するのは極力控えたいものです。
とはいえ,シロップがないと,パンケーキ等を食べるには少し寂しいですよね。
そこで,自然甘味料のアガベシロップを上手く活用してみてはいかがでしょうか?
我が家では,シロップの代わりにアガベシロップを使っています。
低GI値(21)食品で,血糖値の上昇をゆるやかにします。
実はアガベシロップの安全性については,意見が分かれているのが実態です。
ネット上で危険といわれている情報元は,「アメリカで糖尿病患者に多量のアガベシロップを与え続けたところ,肝臓に負担が出たので途中で治験を中止した」といった内容です。
当然,糖尿病患者にシロップを与え続けても,悪影響しかでません。しかも多量!
偏った治験での意見ですが,どんな甘味料であれ,摂取しすぎは良くないので,適量で使用しましょう。
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タンパク質不足に気を付けよう
① プロテイン
糖質制限ダイエットで気を付けたいのは,タンパク質不足です。
すべて食品から摂取しようとすると,食費が上がってしまいます。
うまくプロテインを活用してみてはいかがでしょうか?
私がたんぱく質不足のとき,補助として使っているのは,「マッスルファーム社製 コンバット ホエイプロテイン チョコレートミルク」です。
日本製と比べ,高タンパク質,低糖質(気にする必要がないほど少ないです)で価格も非常に安いです。
味もココアのような風味で,とても飲みやすいので,おすすめです。
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② 鶏胸肉とブロッコリー
高タンパク質,低カロリーの代表格である鶏胸肉。
価格も安く,糖質制限ダイエット中に取り入れたい食品です。
また,ブロッコリーも,非常に栄養価が高く,低糖質でタンパク質も豊富です。
ボディービルダーは,ダイエットのプロと言われますが,ボディービルダーには必須の食品だとか。
積極的に取り入れたい食品です。
●筋トレを5分取り入れよう●
① スクワット
全身の筋肉の70%が下半身に集中しています。
基礎代謝を高めるには,下半身を鍛えることが最も重要です。
2~3日に1回でも良いので,きついなと思う回数のスクワットをしましょう。
② 腕立て伏せと腹筋
スクワットにプラスし,腕立て伏せと腹筋も取り入れましょう。
回数は,20回程度でも十分です。できる範囲でやってみましょう。
引き締まったウエスト,バキバキに割れた腹筋を目指したい人は,腹筋ローラーをぜひ,試してみてください。
想像以上に効果があります。(自重の腹筋とは効果の表れ方がまったく違います)
※現在の運動量:通勤往復30分,腕立て30回,腹筋ローラー30回,週2回スクワット50回。デスクワークですが,ちょっとした家事など,身体を動かすことを意識しています。
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色々紹介しましたが,自分なりにアレンジし,楽しく,気長にできるものにしましょう。
(19)正しい糖質制限ダイエットを実践した結果大幅に数値改善
8月中旬から,妻と一緒に栄養バランスを考え,LDLコレステロールの改善に取り組みました。
12月12日,人間ドックを受診し,結果を受け取りましたのでご報告します。
その結果,以下のとおり改善し,薬に頼る必要性はなくなりました。
HDLコレステロールが増加した理由(考察)
<HDLコレステロール>
検査日 | 数値 | 備考 |
---|---|---|
2017年1月20日 | 79 | 厳しい糖質制限 |
2017年4月8日 | 77 | 厳しい糖質制限 |
2017年6月12日 | 101 | 厳しい糖質制限 |
2017年12月12日 | 106 | ゆるい糖質制限 |
4月8日から6月12日間,食事については特に変えていません。
この間実施した内容は,「有酸素運動」を週2回~3回取り入れた点です。
私の場合,HDLコレステロールが増えた原因は,有酸素運動によるものと考えられます。
LDLコレステロール,中性脂肪が減少した理由(考察)
<LDLコレステロール>
検査日 | 数値 | 備考 |
---|---|---|
2017年1月20日 | 163 | 厳しい糖質制限 |
2017年4月8日 | 205 | 厳しい糖質制限 |
2017年6月12日 | 250 | 厳しい糖質制限 |
2017年12月12日 | 127 | ゆるい糖質制限 |
<中性脂肪>
検査日 | 数値 | 備考 |
---|---|---|
2017年1月20日 | 79 | 厳しい糖質制限 |
2017年4月8日 | 88 | 厳しい糖質制限 |
2017年6月12日 | 78 | 厳しい糖質制限 |
2017年12月12日 | 37 | ゆるい糖質制限 |
LDLコレステロールは,糖質制限前から基準値を超えていました。
私はもともと青魚と豆腐が好きで,この1年通じて変化はなかったように思います。
糖質を極端に減らすと,LDLコレステロールが増加するという報告は多いのですが,その原因は未だ不明です。
1月20日から6月12日までの間,糖質が極端に減っていたこと,コレステロールの多い卵などを多く摂取していたことから,これらがLDLコレステロールを増加させた主な原因と考えられます。
6月12日から12月12日までの食事の変化でLDLコレステロールおよび中性脂肪の減少に効果が高かったと思われるのは,次のものです。
- 豆乳ヨーグルトを毎日食べた(200g程度)
- お酢玉葱ドレッシングで野菜を食べた(お酢30mg程度)
- えのきを毎日1袋食べた
- 糖質をある程度摂取(90g~130g)した
豆乳ヨーグルトは,市販品ですと高いので,ヨーグルトメーカーを利用しました。
☞2017年のベストヒットアイテム!クビンスのヨーグルト&チーズメーカーで腸活♪豆乳ヨーグルトがおすすめです!
これは,私の結果から導きだしたものですので,すべての方に効果があるといったものではありません。
検査結果
<2017年1月20日検査結果>
<2017年4月10日検査結果>
<2017年6月12日検査結果>
<2017年12月12日検査結果>
(20)最後に
今現在も,夫婦でゆるい糖質制限に取り組んでいます。
リバウンドもなく,健康的な生活がおくれていると思っています。
ときには,糖質を気にせず,外食を楽しむこともあります。
血糖値の急上昇は,血管を傷つけ,血管の老化を促すなど,気を付けたいことではあります。
ですが,楽しく,長く続けることが大事なので,たまには嵌めをはずしてもいいのではないでしょうか?
糖質制限ダイエットにかかわらず,偏った食事は,百害あって一利なしです。
なぜ痩せるのか,その本質は健康です。
バランスの取れた食事を心がけ,気長に続けられるダイエットを実践してみてはいかがでしょうか。
👇糖質制限まとめ記事はこちら👇
👇糖質制限の関連記事はこちら👇
2018年版|体験談!糖質制限ダイエット ーLDLコレステロール250へ急上昇悪化ー(前編)【改定:2018年1月】
■更新履歴■
初版:2017年11月5日
改定:2018年1月6日
この体験談は,今後も随時更新していきます。
👇糖質制限まとめ記事はこちら👇
👇糖質制限の関連記事はこちら👇
■はじめに■
私は,44歳のアラフォー男子です。
気持ちは20代,外見は30代半ばを維持すべく日々努力に励んでいます。
その理由は,妻と娘に「かっこいいパパ」と思われたい!ただ,それだけです。
容姿は,どうにもならないので(個人的にはイケメンだと信じています…),中年太りしないこと,身なりに気を付けること,おやじくさい雰囲気を出さないこと,といった努力で出来る範囲で若作りしています。
そんな私も年齢には勝てず,体型が気になり始めたため,健康も兼ねてダイエットに取り組むことに!
その結果,64.7㎏(身長は171.4㎝)あった体重を51.4㎏まで減量(-13.3kg)することができました。
また,体脂肪率も18%から3%まで絞り込み(-15%)ました。
<2017年1月20日人間ドック検査結果表>
※1月20日時点では,ダイエットにより62kgまで減量していますが,12月下旬段階では,64.7kgありました。
<2017年10月1日体成分検査結果表>
<9月30日時点の写真:体成分検査前日>
ダイエット自体は成功しましたが,もう少し筋肉を増やし,細マッチョになりたいので,試行錯誤の日々は続いています。
リバウンドにも注意を払いながら。
取り組んだダイエットは,「糖質制限+筋トレ」です。
筋トレは,1日10分程度で出来る簡単なものです。
約10カ月,色々な問題に直面しながらも,一定の成果が得られたと考えています。
皆さんにも,ダイエットに成功して頂きたいので,私なりに,これまでの結果を振り返り,「具体的に何をしたのか」「どこに注意を払う必要があるのか」「結果どうするべきか」を中心に,体験を交えて,紹介させて頂きます。
◆目 次◆
- (1)私が直面した糖質制限ダイエットの現実
- (2)ダイエットのきっかけはお腹周りが気になり始めたから
- (3)恐怖の人間ドックに備える
- (4)LDLコレステロール,尿酸値が異常値に!先生より指導を受ける
- (5)魚,肉,卵,チーズを中心とした厳しい糖質制限ダイエットに取り組む
- (6)魚はいいけど,肉,卵,チーズってコレステロールは大丈夫なの?
- (7)間違った糖質制限ダイエットでみるみる痩せる
- (8)カロリーは気にしなくていいは嘘
- (9)糖質は「悪!」と思い込む
- (10)腸内環境が最悪な状態に
- (11)人の心配を迷惑に感じるように
- (12)友人に癌と疑われるほどの不健康ぶりに
- (13)血液再検査で驚愕の結果が
- (14)フィットネスジムに通い,運動不足解消へ
- (15)再度血液検査に挑むも,またもや衝撃の結果が
(1)私が直面した糖質制限ダイエットの現実
最近では,「糖質制限ダイエット」という言葉を聞かない日がないと思われるほど,メディアやネット上で注目を浴びています。
私も,その「糖質制限ダイエット」を実践し,64.7㎏(2016年12月24日)あった体重を,51.4㎏(2017年10月1日)まで減量した一人です。
約10カ月で,実に13㎏の減量を行った計算になります。
私は身長が171cmありますので,ダイエット開始時においても標準体重であり,決して太ってはいませんでした。
もともと太っていないので,他の方より痩せにくく,試行錯誤した日々が続きました。
なぜ,ダイエットしたかは後ほど説明するとして,糖質制限ダイエットの効果が高いことは,私の身を持って体験した事実です。
ただし,厳密には,「糖質制限+適正カロリー量」によるダイエットです。
世間でいわれている,「糖質制限すれば,カロリーは気にしなくてよい」は,少なくとも,私は間違った情報だと考えています。
糖質制限していても,カロリーを過剰に摂取すれば,現状維持どころか太るというのが,私および一緒ダイエットに取り組んだ仲間の意見です。
また,糖質制限のメリットでよく聞く,「食後,眠くならない」「寝起きが良くなる」「疲れにくくなる」「コレステロール値が下る」など,色々よいことが言われていますが,これについても,糖質制限によって,私は改善するとは思っていません。
糖質制限していても,昼食後は眠くなりますし,体を休養させなければ疲れます。
色々,難しい用語を使って,それらの内容がエビデンスで証明されているかのごとく,ネット上では語られていますが,実は,そのような証明は全くされていないのです。
そのため,医学界でも,意見が未だに収束せず,議論になっているのです。
それどころか,私は,肉・卵・チーズ中心の糖質制限を行っていたら,LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が250(かなり異常値)まで急上昇してしまうという,現実に直面しました。(後ほど,血液検査結果を写真付きでお見せします)
検索エンジンで「糖質制限 LDLコレステロール 上昇」で検索してみて下さい。
私と同じように,LDLコレステロールが上昇し,不安になっている方が多くいます。
糖質制限すれば,LDLコレステロールが上昇するという証明もされていませんが,私だけでなく,そのような問題に直面した人も多くいるのです。
本記事は,糖質制限ダイエットを否定するものではありません。
糖質制限ダイエットは,“減量”という意味では,効果があると思っています。
ただし,メディアやネット上で,良いことばかり書かれていることは,“偏った情報”であると考えています。
正しい糖質制限ダイエットを実践するためにも,糖質制限の危険性について考える必要があると感じています。
これは,私および一緒にダイエットに取り組んだ仲間の実体験をまとめた記事であり,エビデンスで証明されたものではありません。
あくまでも,私の体験記として,読んで頂ければと思います。
<コラム:糖質制限でやせる仕組みについて>
糖質制限ダイエットは,糖質を控えることにより,脂肪合成の原因を遮断し,エネルギー不足に追い込むことで,脂肪分解を促すという理論に基づき,痩せるというものです。
糖質を控えることで,
1.脂肪合成の原因となる材料を減らす。
2.血糖値の上昇を抑え,インスリンの分泌量を減らす。
3.エネルギー不足状態に追い込み,脂肪を代用させる。
といった身体の仕組みを利用し,減量するというダイエット法になります。
●脂肪合成の原因となる材料を減らす●
摂取した糖質はブドウ糖に分解され,エネルギーとして使用されます。
エネルギーとして使用されれば,脂肪になることはありません。
しかし,細胞がエネルギーに変換できるスピードには限界があります。
そこで,インスリンはあまった糖質をグリコーゲン(貯蓄型の糖質)または脂肪に変えて蓄えることで血糖値を下げます。
グリコーゲンは肝臓や筋肉などで蓄えられ,必要な時にエネルギー源として使われるため問題ありませんが,肥満や生活習慣病,ダイエットなどで問題があるのは,もちろん脂肪です。
インスリンが分泌されると,糖質を脂肪に合成して蓄えようとすると同時に,脂肪の燃焼を抑えます。
つまり,糖質制限は,糖質を控えることにより,脂肪合成の原因となる材料を元から断つのです。
これによって,脂肪合成を減らし,太りにくくするのです。
●血糖値の上昇を抑え,インスリンの分泌量を減らす●
すい臓は「血糖値が高いか低いか」をつねに監視している,いわば「血糖値の見張り番」です。
すい臓からは,普段からある一定の量のインスリンが絶えず分泌(基礎分泌)されています。
血糖値が低い場合は,「グルカゴン」を分泌して血糖値を上げます。
グルカゴンは,肝臓でのグリコーゲンをブドウ糖に戻す,脂肪を分解することで血糖値を上昇させます。
その反対に血糖値が高いと,インスリンを分泌し血糖値を下げます。
そして,インスリンは体内で血糖値を下げる唯一のホルモンであり,血糖値の恒常性を保つうえでもっとも重要なホルモンです。
血糖値は高くても,低くても身体に悪影響を及ぼします。それを避けるために,これらの機能が働くのです。
つまり,糖質を摂取すると,糖質が消化・分解されて血液中に取り込まれます。
その結果,血糖値が上昇するため,インスリンが分泌され,血液中の糖質をどこかに移し始めます。
貯蔵先は,先で述べたとおり,肝臓や筋肉,そして脂肪細胞です。
肝臓や筋肉に貯蔵できる量は決まっているので,必要以上の糖質を摂取すると,必然的に脂肪となります。
インスリンは血糖値に反応して分泌されるものなので,糖質を控えることで,インスリンの分泌量自体が減り,蓄えられる脂肪の量も減ることになります。
●エネルギー不足状態に追い込み,脂肪を代用させる●
アスリートの方が取り組むダイエットで有名となった「ケトン体ダイエット」という言葉は,メディアでもよく取りあげられるので,皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
アスリートの方は,極限まで運動し,エネルギー不足状態に追い込み,脂肪を代用させます。
糖質制限では,糖質を控えることで,エネルギーの生成量を抑え,エネルギー不足に追い込みます。
それを補うために脂肪をエネルギー源として利用させます。
この,脂肪をエネルギー源として利用する際,脂肪が分解されて生み出されるのがケトン体です。
身体に蓄えられているエネルギーを少なくし,脂肪がエネルギー源として利用されやすい状態することで,ダイエット効果を狙います。
(2)ダイエットのきっかけはお腹周りが気になり始めたから
私が本格的に糖質制限ダイエットに取り組んだのは,2017年の正月明けからです。
2016年冬頃からベルトがきついと感じ,お腹周りが気になり始めました。
このままだと,「ベルトの上にお肉がのった中年おじさんになる!」と危機感を感じたのです。
正直,この時期は,健康面よりも,見た目が気になっていました。
「これは,ダイエットをしなければ!」と思い,とりあえず,体重の記録を取ることにしました。
高校生のとき体重は54㎏,社会人になって57㎏くらいまで太り,20歳後半から40歳くらいまでは57㎏~59㎏を,いったり来たりしていました。
ときどき体重を計り,59㎏になったら,少し節制しよう!とプチダイエットを取り入れていたため,40歳までは,59㎏をキープできていました。
40歳を過ぎると,体を積極的に動かすことが少なくなり,間食も増え,65㎏くらいまで太りました。
それでも,標準体重でしたので,本格的に,痩せようとは思わなかったのですが。
(3)恐怖の人間ドックに備える
ダイエットしなければ!と思いつつも,「クリスマスがあるから!」「お正月があるから!」と理由をつけ,具体的な行動は起こしていませんでした。
体重だけは計っていましたが…
ですが,さすがにクリスマスやお正月の不摂生がまずかったのか,お腹周りの贅肉は着々と成長していきました。
そんな中,1月20日に恐怖の人間ドックが!
本来人間ドックは,病気を早期に発見することが目的なので,受診することは非常に有益なことなのですが,40歳すぎた頃から,「悪い結果がでないように,少しでも備えておきたい!」と思うようになりました。
若いときは,気にもしませんでしたが…
少しでも良い結果が出るように,話題の糖質制限に取り組むことに。
食事制限も並行して行い,人間ドック2日前からは,ほとんど食事も水分も取らずに,人間ドックに挑むという,無茶なことをしました。
わずか2週間という短期間で2.7㎏減量し,62㎏で人間ドックを受診しました。
今振り返ると,体重減少のほとんど要因は,脂肪燃焼ではなく,水分減少だったのですが。
(4)LDLコレステロール,尿酸値が異常値に!先生より指導を受ける
私としては,ダイエットして体重を落としたので,血液が少しは綺麗になっただろうと軽く考えていたのですが,結果は,LDLコレステロールが「163」※,尿酸値が「8.1」と異常値に!想像と違った結果に愕然としました。
※新たな健診の基本検査の基準範囲では正常値の範囲です。コラム参照。
お医者様から,「LDLコレストロールが高いですね…」と隠れ肥満を指摘され,「〇〇(私)さんは,一般的には標準体重ですが,過去の記録を見ると,58㎏のとき一番値が良いです。
人それぞれベストな体重がありますので,58㎏まで運動して減量するのがいいかもしれません。」と改善を促されました。
運動して痩せるのは面倒くさいなと思いつつも,お腹周りのお肉が気になったことや,体質改善したいとの思いから,「糖質さえ制限すれば,お腹いっぱいに食べても痩せられる!」「体質改善されて健康的になれる!」とメディアやネットで話題の糖質制限ダイエットに,ほとんど知識のない状態で取り組むことになったのです。
<コラム:新たな健診の基本検査の基準範囲>
日本人間ドック学会と健康保険組合連合会が発表(2014年4月)した「新たな健診の基本検査の基準範囲」がこれまでの正常範囲を大幅に緩和される内容だったため,今まで異常値であった人が,正常値の範囲になる話題が大きく取り上げられました。
例えば,悪玉とされるLDLコレステロールでは,男性(30~80歳)で1デシリットルあたり72~178ミリグラムなら健康な人になります。
女性は年齢で異なりますが,45~64歳なら73~183ミリグラムが健康な人の範囲です。
現在は人間ドックの判定基準が男女とも60~119ミリグラムなので大幅に広がことになります。
ただし,今現在も,この基準が必ずしも採用されているわけではありません。
引用「日本経済新聞2014年5月3日」
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(5)魚,肉,卵,チーズを中心とした厳しい糖質制限ダイエットに取り組む
私は,成果を早く出したかったので,効果が高いと評判の「厳しい糖質制限」によりダイエットをすることに決めました。
厳しい糖質制限とは,一般的には,1日の糖質量を40g以下に抑えた食事法のことを指します。
糖質40gといえば,茶碗1杯(約150g)で糖質約55gなので,いかに厳しい条件であることが理解して頂けると思います。
主食だけでなく,調味料,野菜,果物にも糖質が含まれているので,摂取できる食品が非常に限られます。
糖質量が少ない食品の代表は,魚,肉,卵,チーズなど限られたものになります。
そこで,私は,安易に,魚,肉,卵,チーズを中心とした糖質制限ダイエットに取り組むことにしたのです。
<参考:主な主食の糖質量>
主食の種類 | 糖質の量 |
---|---|
茶碗1杯(約150g) | 約55g |
食パン1枚(6枚切り) | 約27g |
ラーメン1人前(200g) | 約56g |
うどん1人前(250g) | 約52g |
そば1人前(170g) | 約41g |
パスタ1人前(250g) | 約67g |
<コラム:厳しい糖質制限とは>
日本人の一日の平均的な炭水化物(糖質+食物繊維)の摂取量は,200g~300gと言われています。
厳しい糖質制限で有名なアトキンスダイエットは,最初の2週間はこれを20g以下と極端に減らします。
主食(ご飯,パン,麺類など)やお菓子はもちろんのこと,調味料,果物,豆類,野菜など,僅かな炭水化物にも注意を払う必要があります。
その後,摂取量を20〜40gと非常に少なくします。
アトキンスダイエットは,2003年~2004年ごろに効果が高いと,米国ではブームになり注目されました。
企業も,このブームに乗り,炭水化物の少ない食品を販売し始めました。
一方,この状況に危惧し,2000年2月24日には,アメリカ合衆国農務省にて討論会が開催されました。
この結果,批判が集まるなどの問題に発展しました。
背景には,パスタや米といった炭水化物系食物の販売額が大きく落ち込んだということもあったのではないでしょうか。
現在でも,時折取り上げられ,議論が続いています。
そのような中,2003年4月17日,アトキンス博士は転倒による頭の強打によって昏睡状態を原因として死亡しました。
死亡時に心臓病であり,さらに体重が116kgあったとのことです。
死亡する9日前には89kgであったとの報告もあり,非常にリバウンドしやすい体質であったことがうかがえます。
通常の食事バランスではないため,健康上の問題を巡って激しく議論され,2004年にはダイエットの1年後から頭痛や下痢など,炭水化物が少ないことによる副作用もみられ,長期的な安全性は保証できないと報告されました。
このダイエット方法は,体重減少という意味では優れた理論ですが,安全性に疑問の残る状況となっています。
日本においても,近年,ダイエット効果が高いこと,糖質の摂りすぎによる悪影響がクローズアップされ,「糖質は悪」といった風潮が広がっています。
(6)魚はいいけど,肉,卵,チーズってコレステロールは大丈夫なの?
魚の油(DHA,EPAなど)は,LDLコレステロール(悪玉)が減少し,HDLコレステロール(善玉)が上昇する効果があるといわれています。
積極的に摂取した方が良い油となります。
一方,「肉,卵はコレステロールが高いから控えるよう!」と聞いたことは,1度はあるのではないでしょうか。
特に卵は,コレステロールが非常に高い食材(1個あたり約200~240mg)であるからです。
ところが,最近では,「食事から摂取するコレステロールは気にしなくて良い」という情報が大半を占めるようになりました。
背景として,過去,厚生労働省は「男性750mg未満・女性600mg未満」というコレステロールの摂取基準を設けていましたが,「日本人の食事摂取基準(2015年)」版では,コレステロールの摂取基準が削除されました。
さらに,「日本人の食事摂取基準(2015年)」版では,「コレステロールを多く摂取すると肝臓でのコレステロール合成は減少し,逆に少なく摂取するとコレステロール合成は増加し,末梢への補給が一定に保たれるようにフィードバック機構が働く。
このためコレステロール摂取量が直接血中総コレステロール値に反映されるわけではない。」とも記載されています。
この結果,世間では,肉,卵,チーズなど,これまでコレステロールが高いといわれていた食品について,気にする必要なないと報じているのです。
私も,このときは,その情報を信じ,「食事からの摂取は気にしなくていいのか!」と,またもや安易な判断をしてしまったのです。
<コラム:食事性コレステロールの影響について>
最近では,経口摂取されるコレステロール(食事性コレステロール)は気にしなくても良いとメディアやネットでよく見かけます。
その主な理由は,「日本人の食事摂取基準(2015年)」版から,コレステロールの摂取基準が削除されたためです。
また,身体には,総コレステロールの調整機能が働く仕組みがあるとの記載があったためです。
コレステロールは体内で合成できる脂質であり,12~13 mg/kg 体重/日(体重50 kg の人で600~650 mg/日)生産されている。摂取されたコレステロールの40~60% が吸収されるが,個人間の差が大きく遺伝的背景や代謝状態に影響される。このように経口摂取されるコレステロール(食事性コレステロール)は体内で作られるコレステロールの1/3~1/7 を占めるのに過ぎない。また,コレステロールを多く摂取すると肝臓でのコレステロール合成は減少し,逆に少なく摂取するとコレステロール合成は増加し,末梢への補給が一定に保たれるようにフィードバック機構が働く。このためコレステロール摂取量が直接血中総コレステロール値に反映されるわけではない。
引用:日本人の食事摂取基準「2─7.食事性コレステロール」(P125)
実は,ここで文章は終わっておらず,以下のような内容が続きます。
コレステロールの摂取量は低めに抑えることが好ましいものと考えられるものの,目標量を算定するのに十分な科学的根拠が得られなかったため,目標量の算定は控えた。ただし,コレステロールは動物性たんぱく質が多く含まれる食品に含まれるため,コレステロール摂取量を制限するとたんぱく質不足を生じ特に高齢者において低栄養を生じる可能性があるので注意が必要である。
引用:日本人の食事摂取基準「2─7.食事性コレステロール」(P125)
「コレステロールの摂取量は低めに抑えることが好ましいものと考えられる」と明記されているのです。
このことには触れずに,都合の良い部分だけ切り抜き,あたかも経口摂取は問題にならないと偏った情報が蔓延しているのです。
これは,私が「日本人の食事摂取基準(2015年)」を読んで自分なりに理解した内容ですが,「これまでのように過剰に反応する必要はないが,摂取基準を設けると,高齢者のたんぱく質不足を促し,低栄養となるため,基準をはずした。栄養不足とならないように,バランスよく食事をしましょう。」ということです。
また,下図の表でも示されているように,「コレステロールの過剰摂取」はLDLコレステロールを上げる要因の1つとしています。
ただし,それ以外にも「運動不足」「食物繊維の摂取不足」などもあげられており,単純にコレステロールの多い食べ物を控えればよいということではありません。
ここで,1点,誤解されてほしくないことがあります。
コレステロールが悪いということではありません。
下限値が定められているように,身体にとって必要不可欠(細胞膜やホルモンの材料など)なものです。
あくまでも過剰な状態が好ましくないということです。
引用:日本人の食事摂取基準(2015年版)と健康な食事の基準作りの状況(P30)
(7)間違った糖質制限ダイエットでみるみる痩せる
私は,あまり知識のない状態で,厳しい糖質制限を開始しました。
主な食べ物は,魚,肉,卵,チーズ,豆類です。
野菜についても少しは摂取していましたが,メディアやネット上では,「野菜も根菜類や芋類は糖質を多く含んでいるので,控えましょう!」と多くの記事で注意が促されています。
また,「キャベツなど,糖質の少ない野菜も,多く摂取すると糖質の取り過ぎになるので注意しましょう!」ともあります。
さらに,ドレッシングなどの調味料も糖質を多く含んでいるので注意する必要があるとのことでした。
今では,色々知識が貯まりましたが,当時は,あらゆる食品の糖質量を把握するのは不可能に近かったので,野菜も自然と敬遠することになりました。
糖質が少ない食べ物は,「魚,肉,卵,チーズ,豆類」で,「豆類」はやや糖質を含んでいるので摂取量に気を付ける…といったレベルの理解でした。
この結果,非常に偏った食生活で厳しい糖質制限に取り組むことになったのです。
すると,これまでの運動量(通勤30分の歩行+事務処理仕事程度)と変わらないにも係らず,見る見る痩せていきました。
食べられる品目が限られていた,同じものばかり毎日食べるのに飽きたといったことで,自然と食事量も少なくなっていました。
何より,見る見る体重が落ちるので,早く痩せたいとの思いが強くなったのも大きかったと感じています。
(8)カロリーは気にしなくていいは嘘
体重が見る見る落ちて行ったのはいいのですが,ある日,突然たくさんお肉を食べたい!と食欲がわいてきました。
身体が長い期間,飢餓状態だったからでしょうか。
とにかく,お腹いっぱい食べたい!と衝動がすごかったのです。
そこで,糖質がほぼ0のお肉をお腹いっぱい食べるようになりました。
タレは糖質が多いので,少量の塩でお肉をいっぱい食べました。
「糖質さえ摂取しなければ,お肉はお腹いっぱい食べていい!」これが,糖質制限ダイエット目玉です。
ということで,私は,カロリーを気にせずお腹いっぱい食べたのです。
すると,おかしなことに体重が増え始めたのです。
塩分で浮腫んでいるのかな?うんちが溜まっているのかな?と初めは気にしませんでしたが,塩分を控えても,うんちが出ても,体重は増える一方です。
おかしいな?と思い,ネットを調べると,糖質制限していても,カロリーを過剰に摂取すると太るという記事がいくつか見られるではないですか!
太る理論から考えて,今でも,この現象は説明付きません。(生きるための仕組みが働くのだと思います)
血糖値があがらないのに,なぜ,太るのか?は分かりませんが,私と一緒にダイエットしていた知人やネットで散見される情報を見る限り,結局は,食べ過ぎは太るのだと思いました。
(9)糖質は「悪!」と思い込む
厳しい糖質制限を3月末(約3カ月)まで行い,12月末64.7㎏あった体重は,目標の58kgを下回る,56kg(-8.7kg)まで減少しました。
若い頃の服も着られるようになり,やっとダイエットが終わったと,このときは思っていました。
目標の体重を達成した私は,食事を糖質制限ダイエット前のメニューに戻しました。
もともと大食いではないので,カロリーは適正なものでありました。
主食はお米で,毎食茶碗1杯程度で,魚やお肉,お野菜をバランスよく摂取しました。
すると,翌日,体重が1kg増えていました。
え?と思い,1日で脂肪が1kgも生成されるはずがない!
これは,水分が溜まっているのであろうとの結論になりました。
ところが,その次の日も1kg増加です。
ネットを調べると,糖質を摂取すると,グリコーゲン1gに対し,水が3g結合するとか。
糖質200g摂取していたので,800g(グリコーゲン+水分)は,そのために増加したのかな?と思いました。
たったの2日で2kgも増加するとは…。
自分に,脂肪になっていないと言い聞かせるのですが,不安はつのるばかり。
糖質制限は効果も凄いですが,リバウンドも凄いというのを聞いていたからです。
次の日から,上り幅は小さくなりましたが,体重の増加は止まる気配がありません。
このとき,私は,「糖質は悪!」と極端な思考回路に傾き,またもや,厳しい糖質制限に取り組むことになるのでした。
(10)腸内環境が最悪な状態に
厳しい糖質制限中に起きた身体の異変で,一番気になったのは,腸内環境の悪化です。
とにかく,うんちが異常に臭いのです。
色も真っ黒で固い。
腸は,第2の脳と言われるほどの重要な器官です。
明らかに悪くなっていると感じました。
私は心配になり,ネットで有名な腸内環境を改善するオリゴ糖を注文しました。
下腹部がぽっこりして,いつも詰まっているような不快感を早く解消したかったからです。
水分も大目(1日3リットルは摂取)にとり,食物繊維もサプリメントから摂取しました。
それでも,一向に治る気配はありません。
一か月程度,オリゴ糖,サプリメントに頼りながら改善に努めましたが,偏った食事のままでは,結局治らず,便秘に苦しむこととなりました。
(11)人の心配を迷惑に感じるように
意識的にタンパク質を摂取(体重*1.5gは意識)し,痩せこけた印象をもたれないようにダイエットしていたつもりですが,他人から見ると,体調が悪そうに見えるのでしょうか。
太っている人が,ダイエットして減量したのであれば,それほど分からないと思うのですが,私の場合,標準体重からの減量なので健康的には見えないようです。
今振り返ると,十分痩せたのだから,ダイエットを中止すればいいものを,なぜか,辞める気にならなかったのです。
それどころか,友人,妻,娘が心配そうにしていることを,迷惑にすら感じはじめました。
ほっといてくれ!と心の中では思っていたのです。
もはや,当初の目的が何だったのか忘れて,ただ痩せることに目的が切り替わり,周りの意見を聞かずにダイエットを続けたのです。
(12)友人に癌と疑われるほどの不健康ぶりに
久しぶりに友人と遊ぶことに!昔来ていたお洒落な服を着て,お出かけしました。
会った瞬間,「痩せたね」と一言。
私は,ダイエットしていることを説明するのが面倒だったので,「そう?」とごまかしました。
昔話に盛り上がり,楽しい一日を過ごしたのですが,どうも友達の様子がおかしい。
友達が何か悩んでいるのかと思い,「何かあったの?相談にのるよ!」と声をかけるも,「いや,違うのだけど…」と歯切れが悪い。
そして,私を見つめ,「お前,癌なの?」と逆に質問される状況に。
「はぁ?」と意味が分からないと思い話を聞くと,どうやら,やつれきった私の姿が,癌を患っていると思ったようです。
久しぶりにあったので,なおさら変化に気づいたのだと思います。
私は,それほど,不健康に痩せていたのです。
(13)血液再検査で驚愕の結果が
人の心配は余所に,人間ドックの再検査時期がやってきました。
体重も目標体重まで落とし込みでき,糖質制限により,体質改善が図れたと確信していた私は,この日を楽しみにしていました。
検査結果は3日後ということで,改めて病院にいくことになりました。
3日後,待ちに待った検査結果です。
待合室で,早く順番こないかな?とソワソワする状況です。
30分くらい待ったとき,ようやく呼ばれ,いよいよ検査結果を聞くことに。
すると,検査結果を見せてもらう前に,お医者様から,いくつか質問がありました。
「検査日の前日,飲み会でした?」「不摂生していたとかあります?」と予想外の質問です。
「いえ,飲み会も不摂生もしていないと思いますが…」と回答し,お医者様は首をかしげながら,検査結果を見せてくれました。
それが,これです。
尿酸値は正常値に入ったものの,LDLコレステロールは「205」に悪化していました。
信じられない結果に,愕然とし,お医者様から「一か月後に,もう一度再検査しましょう」と言われ,頭が真っ白になり家に帰りました。
(14)フィットネスジムに通い,運動不足解消へ
4月半ば,リバウンドをしないように筋肉を付けること,コレステロールを下げるために有酸素運動を積極的に取り入れることを目的に,フィットネスジムに行くことにしました。
毎週水曜日1時間有酸素運動・1時間筋トレ,土曜日は2時間有酸素運動,日曜日は1時間有酸素運動・1時間筋トレといったメニューです。
このとき,糖質を摂取するのが怖かったので,糖質制限しつつのジム通いになりました。
55kgあった体重も,さらに減少し,6月中旬には54kgまで減少しました。
(15)再度血液検査に挑むも,またもや衝撃の結果が
前回の検査から一か月経ったので,再度血液検査にいくことにしました。
運動も取り入れたので,結果はよくなっているだろうと思っていました。
前回同様に,検査結果は3日後とのこと。
3日後,検査結果を聞きに病院にいきました。
すると,先生がまたもや悩ましげに話はじめるのです。
「今回の検査結果がこちらです」と検査結果を見せてくれました。
「LDLコレステロールが250とかなり異常な値になっています。」とお医者様も理由が分からない状況に。
「ご家族にコレステロールが異常な方います?」と家族性高コレステロール血症(遺伝的なもの)を疑われました。
両親にすぐに確認したところ,両親も親族もコレステロールが異常の人はいないとのことでした。
総合的に判断した結果,家族性コレステロールではないとの結論になりましたが,お医者様から,薬の投与を進められました。
私は薬を飲むのは嫌だったので,もう少し経過を見てほしいとお願いしました。
その結果,毎月,触診により血管が老化していないかチェックすることで,経過観察することとなりました。
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