実録!平凡社員が1億円貯蓄を目指す奮闘記!

平凡な係長でも45歳(2018年)で1憶円達成。新築戸建て(5000万円)購入も完済し,無借金生活。ストレスなく誰でもできる資産運用を実践。焦らずじっくり増やすのが我が家流。過度な節約はせず家族が幸せになれるお金の使い方を追求します。

《管理人厳選》

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通学・通勤の自転車事故で1億円の損害賠償も?!自転車保険は必ずはいるべき。

こんにちは,ひなたパパです。

みなさんは,自動車を買えば,必ず自動車保険には入りますよね。
では,自転車の場合は,どうでしょうか?

自転車であれば,事故を起こしても,大したことないにはならないだろうと,ほとんどの人が入っていないのではないでしょうか。

 

最近は,健康面や節約を考え,自転車通勤する会社員が増えています。

学生であれば,自転車で通学する人も多くいます。

自動車の場合,加害者になる可能性があるという認識を持っている人が多いのですが,自転車では,被害者になることがほとんどで,加害者になるといったことを考える人は少ないようです。

 

これは,大きな間違いで,自転車でも,重大な加害者になる可能性があるのです。

有名なケースでは2008年,当時小学5年生の男の子が女性(当時62歳)に衝突したという話です。

この女性は意識不明の重体で,4年過ぎても意識が戻りませんでした。

その結果,裁判での判決は,加害者の少年の母親に,「9500万円の賠償金の支払い」が命じられたのです。

最近では,自転車事故の損害賠償額は高額化しており,1億円近くの支払いが命じられているケースも珍しくありません。

  

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1億円近くもの賠償金は,一般の家庭では,とても一度に支払えられるものでなく,一生掛けて,親だけなく,加害者となった子供も成人になったときも,一緒に支払って行くこととなり,人生賠償金の支払いの追われるといった事態にもなりかねません。

そんな事故の加害者・被害者になった時,家族やご自身を守るのが自転車保険です。

 

このようなことが問題視されるなか,2015年に自転車保険の義務化が兵庫県で始まりました。

大阪府,滋賀県,鹿児島県,名古屋市も続き,2018年4月には埼玉県と京都府,7月には神奈川県相模原市も導入されました。

この義務化の流れは今現在,全国へ広がっているのです。

  

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自転車保険は,自動車保険と違い,とても安いです。

だいたいの保険会社では,自転車保険の年間保険料は数千円程度です。

月に換算すれば数百円なのですから,入っておくのが今や常識といえるでしょう。

 

しかし国土交通省によると,自転車事故の損害賠償に備える補償を持つ人の割合は,条例がない自治体では40%程度にすぎません。

約6割の人は,リスクと隣り合わせで過ごしているのです。

 

なぜ,保険の6割もの人が入っていないのか。

リスクに対する意識が低いのもありますが,保険料が高いと思われている人も多いのかも知れません。

先に述べたとおり,自転車の保険料は月々数百円程度です。

具体的には,損害保険ジャパン日本興亜は,2018年10月,通話アプリ「LINE」利用者向けの自転車総合保険を発売しました。

損害賠償責任は1億円からで,保険料は月100円から加入できます。

また,楽天損害保険もスマートフォンから加入できる保険を発売しており,保険料は月々135円からで,示談交渉などのサービスも付帯できます。

コンビニ弁当1回分の金額で,危ういリスクから回避できるのです。

 

自転車事故の3割以上も学生が起こしているので,この4月から入学し,通学をはじめるといった人は,必ず,自転車保険の加入を検討した方がよいです。

ただ,注意すべきは,学校で強制的に加入させられる場合がある点です。

その当たりは,しっかり調べ対応するとよいでしょう。

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