実録!平凡社員が1億円貯蓄を目指す奮闘記!

平凡な係長でも45歳(2018年)で1憶円達成。新築戸建て(5000万円)購入も完済し,無借金生活。ストレスなく誰でもできる資産運用を実践。焦らずじっくり増やすのが我が家流。過度な節約はせず家族が幸せになれるお金の使い方を追求します。

《管理人厳選》

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2018年は個人投資家の8割が含み損!でも,つみたてNISAを解約するのは大間違い!積み立てを続けるべき理由とは?

こんにちは,ひなたパパです。

投資をしたことがある人であれば誰でも知っている雑誌の一つに「ダイヤモンドZAI」があります。

初心者にも分かりやすく親しみがあるため,日本で一番売れている投資雑誌です。

同紙によると2018年の投資結果は,8割もの人が「含み損」であったことが,アンケート結果により分かりました。

逆に言えば,個人投資家の2割の人しか儲かっていないという,厳しい現実が浮き彫りになりました。

これは,140人にアンケート調査を行った結果判明したもので,損切りも視野に入れている人も多いそうです。

2018年の市場は荒れていた

2018年は,年初から様々な要因の暴落が市場を襲い,アメリカでは一時,リーマンショックを超える下落幅を記録する等,非常に荒れていました。

個人投資家は,日々不安なときを過ごしたと思われます。

投資信託も同様に,ほとんどのファンドがマイナス運用となり,解約をするといった人が続出しました。

つみたて投資を解約?もったいない!

個別株投資での損切り手法は,投資で勝つために必要なものでありますが,積立て投資は例外です。

この積立て投資の中でも注目を浴びているのが,長期資産運用を目的とした制度「つみたてNISA」です。

つみたてNISAは,20年間非課税の優遇を受けられるという制度ですが,いつでも途中解約ができます(iDeCo(イデコ)と異なる点です)

そのためか,昨年度のマイナス運用が原因で,途中解約者が多く出ているとのことです。

これは非常にもったいない話で,マイナス運用を理由とした解約はするべきではありません

 

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何故つみたてNISA解約が損なのか

つみたてNISAは,流動性が高い(途中解約できる)のがメリットといわれます。

ですが本来は,まとまったお金が必要になった等の理由がない限りは解約せず,淡々と積み立てるのがお金持ちになる王道なのです。

つみたてNISAは,年間40万円の非課税を受けることができる制度ですが,途中解約すると,一度使った非課税枠を再度使用することはできません。

つまり,マイナス運用になった場合に損切り感覚で一旦全部解約してしまうと,その年の非課税枠はすべて使い切ってしまうことになるのです。

ですから,相場が落ち着き再度投資しても,その年の非課税枠は使い切ってしまっているので,その分は非課税として扱われません。

大したことではないと思われた方は,複利効果の凄さを理解しておく必要があります。

例えば,毎年40万円(毎月3万3000円の積み立て)を20年間,運用益6%で資産運用できたとしましょう。

1年目に投資した40万円は,下図の通り,20年後には128万円にもなります。

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引用:高精度計算サイト

増えた88万円は,本来約20%課税されますが,つみたてNISAは運用益について非課税であるため,まるまる88万円もらえます。

仮に途中解約してしまうと,このような権利を失うことになり,運用益に課税されてしまいます。

これは,単年で見ただけですが,長期資産運用をする中で途中解約を幾度も行った場合,積立額が全く同じでも,受けられる税制優遇はまったく違うものになります。

途中解約しなければ,こんなにすごい!

先ほどと同じく,20年の間40万円を複利6%で運用できたとしましょう。

すると,下図の通りとなります。

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引用:積立かんたんシミュレーション | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券

投資金額は800万円ですが,評価額は1524万円となります。

運用益は732万円であり,つみたてNISAであれば,すべて非課税となります。

非課税が受けられない状況である場合,約20%が課税対象となるため,約150万円もの税金の支払いが発生します。

 

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こつこつ積立てがお金持ちへの道を作る!

損切りした場合,市場に精通したプロでも,買付けし直す最高のタイミングを見極めることは出来ません。

よくプロが,ここらあたりが底値という予想をしても,まったく当たらず,さらに下落するといったことは,よくある話です。(天井といって上昇するパターンも多い)

2018年でいうと,日経平均について3万円と予想する人もおり,悪くても24,000円といったものがほとんどでした。

ですが,実際は一時19,000円代となり,誰も予想することはできませんでした。

だからこそ,何も考えず淡々と毎月一定額の積立て投資をする人が,一番勝率が良いと言われているのです。

市場の動向を気にすることなく,20年後,30年後に大きな実がつき,お金持ちになれるといわれるのです。

実際,20年積立て投資すると,原本割れはほぼありません。

下図は,金融庁が発表しているものですが,ほぼ4%から6%の運用益を達成しています。

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 引用:つみたてNISA早わかりガイドブック : 金融庁

つみたてNISAは解約することはできますが,非課税を受けられなくなるといったデメリットは理解しておくべきです。

タイミングを見計らった売り買いはプロでも難しく,淡々と積み立てる投資方法が一番勝率高くお金持ちになれる方法だということを,知っておくのがよいです。

投資は自己責任で。

 

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