実録!平凡社員が1億円貯蓄を目指す奮闘記!

平凡な係長でも45歳(2018年)で1憶円達成。新築戸建て(5000万円)購入も完済し,無借金生活。ストレスなく誰でもできる資産運用を実践。焦らずじっくり増やすのが我が家流。過度な節約はせず家族が幸せになれるお金の使い方を追求します。

《管理人厳選》

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日経平均大暴落!証券会社の予想は全くあたらない。株などへの投資は自己責任ということを忘れてはいけない。

こんにちは,ひなたパパです。

2018年12月25日,日経平均大暴落で,ついに鉄板の2万円割れです。

今後も見通しは暗く,日本株はピークアウトで長期調整相場入りするのでは?と感じています。

理由としては以下のようなものを挙げることが出来ます。(これも予想ですが・・・)

  • 米国リセッション入り
  • 米日貿易戦争の大敗
  • 人手不足による中小企業倒産ラッシュ
  • 消費税増税
  • 東京オリンピック特需終了

全ては,私の個人的な意見なので,ご了承ください。

タイトルのとおり,投資は自己責任です。

2018年の始まりは市場が盛り上がった

2018年の大発会である4日の東京株式市場は,日経平均株価の急反発で始まりました。

終値は前営業日の2017年12月29日に比べ,741円39銭(3.26%)高の2万3506円33銭で,1992年1月7日以来,約26年ぶりの高値を付けました。

また,年始恒例の株式市場に精通した有識者による日経平均株価予想が行われました。

テレビ東京系列番組「モーニングサテライト」では,2018年末の日経平均を以下の通り予想していました。

  • インベストラスト(福永博之):25,500円
  • JPモルガン・アセット・マネジメント(重見吉徳):22,000円
  • 大和証券(石黒英之):27,000円
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(藤戸則弘):24,000円
  • マネックス証券(広木隆):30,000円
  • 野村證券(若生寿一):25,500円

2017年終値は2万2764円でしたので,JPモルガン重見氏だけ下がる,あとの有識者は上がると予想しました。

マネックス証券広木氏が,株価調整局面が幾度もありながら,「年末には日経平均3万円も!」と煽り続けたことは,非常に印象深いです。(個人的には,広木氏が騒ぎ始めたら売り時と考えていました・・・)

そして結果は下落。

年始は大盛り上がりの株式市場でしたが,年末は1万9000円代の攻防で,どんよりムードです。

予想合戦はあたらない

我々個人投資家は,先にご紹介したような予想を参考にしたいところですが,ほとんどあたらないのが現実です。

いつも,メディアの盛り上がりと,有識者の楽観論が大勢を占めるのが重なったときに調整相場入りするのがお決まりです。

バブル崩壊にしろ,リーマンショックにしろ,その1,2年前の株式市場は大盛り上がりでした。

結果は,ご存知の通り無残なものです。

だいたい素人が飛びつきはじめた頃がピークアウトの時期なのです。

 

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ニトリ創業者の鋭い読み

そのような中,年末の日経平均を19,500円と予想した人がいました。

それは,ニトリ創業者の似鳥会長です。

似鳥会長は,経済界でも経済予測を的中されると評判の方で,日経平均予想は毎年良く当たり,過去3年連続でほぼ的中させています。

残り3日ありますが,今年もほぼ的中といって良いでしょう。

似鳥会長が19,500円と予想した根拠は,以下の通りです。

  • 今の上昇相場はそれほど長く続かない。
  • 今の株価は高いが,日本の株価,為替を予測するには,米国の動向を読むのが重要である。
  • 米国は景気拡大局面が100ヵ月以上続いているが,戦後,これほど長く景気拡大局面が続いたのは過去にほとんどなく,本来であれば下降局面に入っていてもおかしくない。
  • それが2017年1月にトランプ政権が誕生して,「アメリカファースト」との掛け声が国民の期待感を引き上げたことで,景気が持ち直した。

ですが,その期待感は2018年度中には息切れすると予測し,調整相場になると考えられたのです。

結局,日本市場は米国経済が失速すれば,日本の株価や為替に影響が出てくるのですから,米国が息切れするのであれば,日本も失速というのが似鳥氏の持論なのです。

日本株はPER12倍を下回っていて割安という有識者は多いですが,来年度の企業収益によっては,いきなり15倍になることもあり,このような物差しではなく,しっかりした根拠をもって予測されている点が,他の有識者とは大違いです。

 

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ニトリが大躍進しているのは,みなさんもご存知かと思いますが,そのキッカケは似鳥会長の洞察力にあるといわれます。

その哲学の根底にあるのは,「米国で起きたことは,将来日本でも起きる」というものです。

似鳥会長は,28歳のとき米国に視察にいき,日本と米国の家具に関する文化の近いに危機感を感じたそうです。

経営者は,現地,現物,現実(3現主義)に触れ,研ぎ済まれた洞察力で企業を導く必要があります。

経営者と証券会社では,経済の見通す力に歴然とした差があるのです。

つまり,証券会社の予想はあたらなくても,それを信じた個人投資家が損するだけであり,証券会社は美味しい思いをするだけで,まったく損害を受けません。

株の売買が活発になるような発言をしておけばよいだけで,単なるリップサービスなのです。

ですが,経営者は違います。

経営者が景気の見通しを誤れば,会社は最悪傾きかねません。

株式の予想は将来の景気の予想でもあるのですから,どちらが信憑性あるのかといえば,優れた経営者の景気予測でしょう。

 

証券会社や雑誌の株価予想というのは,まったく当てにならず,それを信じて損しても自己責任です。

大切な資産を,責任のともなわない予想屋にまかせるは,あまりにも危険な行為に感じます。

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