実録!平凡社員が1億円貯蓄を目指す奮闘記!

平凡な係長でも45歳(2018年)で1憶円達成。新築戸建て(5000万円)購入も完済し,無借金生活。ストレスなく誰でもできる資産運用を実践。焦らずじっくり増やすのが我が家流。過度な節約はせず家族が幸せになれるお金の使い方を追求します。

《管理人厳選》

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子どもが医者になりたいって!医学部進学には年収いくら必要か?わが家の場合は教育資金は足りるのか試算してみた。

こんにちは,ひなたパパです。

娘の夢の一つはお医者様,特に外科医に興味があると言っています。

ですが,私も妻も平凡な会社員で親戚中を見渡しても医師はおらず,医学部での教育費用にどのくらい費用がかかるのか検討もつきません。

いったい幾ら稼げばよいのでしょうか。

医学部学費は350万円~3000万円台!

そんなとき,プレジデントで以下の記事を見つけました。

 

医学部学費は国立350万円、私立3000万円台

幼稚園から大学まで、最も割安な「オール公立」の場合が約1,067万円。最も割高な「オール私立」の場合が約2,440万円。その差は約2.3倍だ。なお、この費用の目安は、大学の費用を私立大学文系・自宅生で試算したものなので、私立理系の場合は約140万円上乗せ、さらに下宿生の場合は、270~290万円(いずれも4年間の加算額)の上乗せとなる(※)。
※日本政策金融公庫「平成28年度教育費負担の実態調査」、文部科学省「平成28年度子供の学習費調査」「私立大学等の平成27年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」、日本学生支援機構「平成26年度学生生活調査結果」(大学昼間部)などをもとに筆者が試算。
しかも、医学部に進学する場合、大学には6年間通わなければならない。費用も国公立なら、トータル400万円ほどで済むが、私立なら3,000万円台が一般的だ。
2017年に新設された国際医療福祉大医学部(千葉県)が6年間の学費で1,850万円と2,000万円を切る私立最安値で大きなニュースとなったが、多くの大学は軒並み3,000万円台となっている。

 

特集を読んでみても,医学部進学のために年収いくら必要なのか分かりませんでした。

必要な教育資金を試算しよう!

このような場合,私はシンプルに物事を考えるようにしています。

以下のステップで必要な資金を洗い出してみました。

  1. 学費を算出
  2. 仕送り費用を算出
  3. 年間あたりの支出を算出する
  4. 年間あたりどのくらい貯金できているか算出する
  5. 年間支出<年間貯蓄となっているかチェックする
  6. 不足している分を,大学進学まで貯金でためる
  7. 不測の事態に備える

つまり,「年収がいくら必要なのか」というより,今現在の年間貯金額と娘の大学進学時の年間支出額を比較し,年間貯蓄額が上回っていれば良いと判断するのです。

もちろん,大学進学中の不測の事態に対する備えも対応しておく必要があります。

 

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1.学費を算出

国立大学の医学部に合格してもらうのが一番良いのですが,娘が本気で医師を目指すなら,親としては私立大学の医学部進学も視野に入れたいと考えています。

私立大学の医学部の学費は6年間で,約3300万円(学費ランキングの中央値)必要です。

私立大学によりバラつきが大きいのですが,どこでも対応できるようにというのは難しいので,中央値で我が家は算出しました。

学費:6年間3,300万円(1年間550万円)

2.仕送り費用を算出

娘は一人暮らしを希望しています。

下宿や寮があれば,そちらを勧めますが,必要な費用を算出する際は,お金のかかるケースで算出しておく必要があります。

都心部の一人暮らしへの仕送りの平均を調べると,以下の結果でした。

  • 10万から12万円

ここでは多目の12万円を採用したいと思います。

仕送り:6年間864万円(1年間144万円)

3.年間あたりの支出を算出する

1年間あたりで学費550万円,仕送り144万円なので,合計694万円となります。

年間支出:694万円

4.年間あたりどのくらい貯金できているか算出する

私と妻の世帯年収は,約1,600万円あり,手取り年収は1,100万円です。

現在,娘が私立中学校に通っており,年間の支出は約500万円です。

よって,年600万円は無理なく貯金できる状況です。

年間貯金額:600万円

5.年間支出<年間貯蓄となっているかチェックする

先ほど計算したように,年間694万円の支出が発生します。

また,年600万円は貯金できる余力があるので,1年間あたり94万円のマイナスです。

6年間にすると,約600万円不足しているといった状況となります。

不足額:約600万円

6.不足分を,大学進学までに貯金でためる

少なくとも,約600万円は不足しているので,大学進学までにはこれ以上の額を貯めておく必要があります。

不足学資金:600万円以上

7.不測の事態に備える

娘が大学進学している際に,不測の事態が発生した場合,学費を支払うことはで出来なくなります。

例えば,以下のようなものです。

  • 持ち家の修繕が必要となった(150万円)
  • 車の買い替えが必要となった(200万円)

この他,私や妻が働けなくなるといったリスクもありますが,それらも考慮するのであれば,余分に3,000万は確保しておく必要があるでしょう。

リスク発生(大):350万円

リスク発生(小):3000万円

わが家の試算まとめ

まず,不測の事態は置いておきます。

そうすると,わが家の場合,絶対に必要な不足学資金600万円の貯金が必須となります。

それに,娘が大学を卒業するまで,共働きで協力することが前提となります。

万が一を考えると,1,000万円程度の貯金は必要で,最悪のパターン(どちらかが働けなくなる)の場合,4,000万円の貯金が必要と考えます。

こうしてみると,医学部に進学させる親は高所得者や資産家ばかり,というのは納得感があります。

平凡な会社員が,医学部に進学させるのは金銭的にも大変ですし,もちろん教育面でも相当ハードルが高いものです。

それでも,娘の夢を応援するために,早め,早めの準備を進めたいと思います。

 

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