実録!平凡社員が1億円貯蓄を目指す奮闘記!

平凡な係長でも45歳(2018年)で1憶円達成。新築戸建て(5000万円)購入も完済し,無借金生活。ストレスなく誰でもできる資産運用を実践。焦らずじっくり増やすのが我が家流。過度な節約はせず家族が幸せになれるお金の使い方を追求します。

《管理人厳選》

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夫婦でつみたてNISA!おススメの投資信託と投資法をご紹介。

こんにちは,ひなたパパです。

つみたてNISAに関する記事を読まれた読者さまから,様々なご質問やご相談を頂いています。

本記事ではご相談に答えるべく,分かりやすく,つみたてNISAのポイント,おススメの投資信託と投資方法をご紹介します。

読者様からのご相談

ひなたパパさん,こんにちは。

私はこれまで投資に興味がなく,貯金ばかりしていましたが,こちらのブログを拝見し,つみたてNISAに興味が出てきました。

そこで,ご相談させて頂きたいことがあり,コメントをさせてもらいました。

私たち夫婦は,夫婦共働きで子供もいます。

 

現在,年間200万円(ボーナス込み)を目標に貯金をしているのですが,今後は一部投資に挑戦したいと考えています。

ひなたパパさんの記事にあったように,楽天・全米株式インデックスファンドで毎日積立をしたいと考えていますが,それ以外にもおススメの投資信託や投資法はありますか?

ご意見を頂ければと思います。

よろしくお願いします。

つみたてNISAのポイント

つみたてNISAは,金融庁肝いりの制度であり,売却益や配当にかかる税金が20年間も非課税というもので,株式投資をするのであれば,まずは「つみたてNISA」を最優先に利用すべきとの考えています。

つみたてNISAでコツコツ積立ては,初心者でも真似することができ,リスク管理が徹底された投資の王道を基本理念としています。

つまり,以下の3点の考えに基づいたものです。

長期保有

株式市場は,好景気,不景気の波がありますので,短期保有では元本割れリスクがあります。

これを理解してもらうために,金融庁でも下図の通り,5年保有と20年保有した際の実績値を公開しています。

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引用:つみたてNISA早わかりガイドブック : 金融庁

5年保有では元本割れする人もいますが,20年保有ですと元本割れしている人はおらず,年率4%から6%に収束しています。

金融庁はこれらの実績値を基に,つみたてNISAを20年間も非課税にしているのです。

逆にいえば,20年間は長期保有してくださいというメッセージでもあります。
長期保有前提となりますが,いざ資金が必要になったときは,一部または全部の売却が可能であり,その際の手数料も無料です。(SBI証券は,買付も売却も手数料無料)

したがって,資産の流動性についても心配ありません。

当然のことながら,売却益も20年以内であれば非課税となります。

 

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分散投資

投資できる商品は,金融庁の厳しい審査に合格した分散投資された投資信託のみとなっています。

このため,銀行が販売しているような,所謂ボッタクリ商品が紛れていることはなく,初心者でも比較的安全に銘柄選定できるようになっています。

ただし,20年後を見据えた投資となりますので,20年後も安定成長し続ける国に投資するのが重要となります。

少子高齢化,人口減少など問題山積の日本市場に投資するのは,日経平均連動型のインデックスファンド(225社を対象とした分散投資)であっても,私はリスクが高いと考えています。

時間分散

「つみたてNISA」の名前は,重要な意味を表しています。

つみたて”が重要であることを伝えており,「一定間隔で機械的に積立てしてください」という強いメッセージです。

株式の値動きを気にすることなく,淡々と何も考えず,機械的に積み立てるのです。

証券会社によって,つみたて方法を「毎日」「毎週」「毎月」「一括」といったものが選択できるようになっていますが,「一括」は駄目です。

「毎日」「毎週」「毎月」の何れかで,機械的に株式市場の動向を気にせず積み立てるのです。

20年という長い年月となりますので,「毎日」「毎週」「毎月」のどれでも良いのですが,究極の時間分散は「毎日」となります。

夫婦でつみたてNISAなら年額80万円積立て可能!

ご相談下さった方は夫婦でつみたてNISAをしたいとのことですが,一人当たりの枠は年間40万円までです。

ご夫婦なら,お二人で年間80万円まで「つみたてNISA枠」で投資ができます。

年間の貯金が200万円出来ているとのことなので,上限の80万円積立てすると,約4割を投資に回すことになります。

家計の金融資産構成の調査では,日本は株式・投資信託の割合は平均で15%程度です。

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はじめての方が,4割も投資信託に割り当てするとなると,値動きが大きくなり損益が気になる可能性は高いです。

また,つみたてNISAはいつでも売却できますが,短期間の投資ですと元本割れするリスクはありますし,非課税20年の枠を十分に活用するのであれば,緊急時以外は保有を続けるべきです。

毎年80万円無理なく積みたて投資できるのであれば,最大限活用するのも良いかと思いますが,個人でリスク許容度は異なります。

ですから,これまでの貯金の4割もリスク商品に投資するといったことが不安であれば,はじめは,毎月2万円を目安に積み立てるといったことでも良いかと思います。

投資を経験すると,ご自身のリスク許容度が分かってきますので,マイナス運用でも気にならないのであれば,積立額を増やすといったことを検討してください。

投資の目的は,お金を増やすことですが,それによって精神的に不安になるようなことがあっては長続きしませんし,株式市場のことばかり気になり,日常生活に悪影響を及ぼします。

はじめは少額で,慣れたら増やすといったスタイルで,貯金とバランス良く投資されるのがおススメです。

 

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おススメの投資信託

私のおススメは,これまでご紹介している通り,「楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)」となります。

👇楽天・全米株式インデックスファンドを詳しく👇

www.hinata-family.com

この投資信託は,将来に渡り最も安定した成長が期待できる米国へ集中投資するインデックスファンドであり,米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーしています。

その対象は約3600銘柄であり,米国投資するのであれば,最も安全にリターンが狙える分散投資と言えます。

米国が何百年も覇権国として君臨しているのは,世界中から優秀な人材や企業が集まる魅力溢れる国であり,何より企業が育つ真の資本主義社会が構築されているためです。

過去の実績を見ていただければ分かるように,米国が不況になると全世界が米国以上に落ち込み,米国が好調になれば全世界がそれに追従するのです。

全世界に株式投資する商品もありますが,このような背景から,米国の企業への投資が,一番安全な分散投資となります。

参考までに,全米を対象としたものと,全世界を対象とした比較記事を紹介します。

参考にして下さい。

👇全米vs全世界インデックスファンド👇

www.hinata-family.com

また,「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」も優秀です。

S&P500は米国で上場する超大型株500社で構成されおり,これ1本に投資するだけで米国株式市場の80%以上をカバーできます。

投資の神様ウォーレン・バフェット氏が推奨している唯一の銘柄です。

ただ,下図の通り,VTIもS&P500も過去のパフォーマンスは大差ないことから,どちらが良いかというと,明確な判断材料はありません。

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Vanguard Idx Fund (VTI) | 株価・企業情報・為替 チャート | ロイター

  • 青文字:VTI・・・楽天・全米株式インデックスファンド
  • 赤文字:S&P500・・・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • 緑文字:VT・・・楽天・全世界株式インデックスファンド

優良な企業500社のみ対象としたいのか,広く色々な企業に分散投資したいのかといった違いくらいで,好みの問題かと思います。

私は,現在のところ両者のパフォーマンスが同等であるので,より広く分散投資できる「楽天・全米株式インデックスファンド」を積み立てています。

おススメの投資方法

おススメの投資方法は,「毎日」積み立てです。

私の場合,下図の通り,毎日「1619円」積み立てしています。

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最も買付価格が平均化される方法を選択するのが最善です。

一点問題なのは,積み立てた結果が毎日メールされてしまう点です。

SBI証券の場合,下図のような設定で約定メールを通知しないようにできます。

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年始に40万円入金し,あとは自動積み立てで1年間ほったらかしにしておけばよいです。

投資の世界に有名な格言があり「良い投資とは退屈なもの」といったものがあります。

年1回の入金作業だけして,あとはほったらかしの退屈な投資方法を実践してください。

20年後には,大きく実がついているはずです。

  

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