実録!平凡社員が1億円貯蓄を目指す奮闘記!

平凡な係長でも45歳(2018年)で1憶円達成。新築戸建て(5000万円)購入も完済し,無借金生活。ストレスなく誰でもできる資産運用を実践。焦らずじっくり増やすのが我が家流。過度な節約はせず家族が幸せになれるお金の使い方を追求します。

《管理人厳選》

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解説!NISAを5年以上保有し非課税期間が終わったらどうなるの?ネット上には間違った情報が多いので注意しましょう!

こんにちは,ひなたパパです。

投資初心者に人気のNISAですが,5年以上保有した場合どのようになるのか,理解されていない人が多いようです。

ネット上でも間違った情報が多々見受けられますので,利益が出た場合と損失が出た場合にわけて解説します。

5年経過したらどうなるの?

5年間の非課税期間が終わったら,口座内の金融商品を次の通り選択できます。

  1. 翌年の非課税投資枠に移す(これをロールオーバーという)
  2. 課税口座に移す
  3. 売却する

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引用:NISAのポイント : 金融庁

項番1については,平成29年税制改正で,ロールオーバーの上限額120万円が廃止されましたので,注意が必要です。

ロールオーバーをうまく活用する

上図でいうと,平成28年に120万円投資し,平成33年に200万円の評価額であった場合,ロールオーバーを行い,平成33年の非課税枠を活用するとお得になります。

(注)ロールオーバー時には,そのときの評価額が新しい取得価格となります。

つまり,本来120万円しか非課税枠として使用できないところ,ロールオーバーを活用することで,200万円を非課税枠として使用できるのです。

平成33年も,新規に120万円投資を考えていた人は,課税口座に120万円投資し,平成28年分をロールオーバーすると良いのです。

 

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利益が出て課税対象口座に移管した場合の注意事項

NISA口座で株式を120万円で購入し,5年の非課税期間終了時に150万円に値上がりしていたとします。

この時点でNISA口座から課税口座へ移す場合,取得価格は150万円に変更されます。

ここを非常に勘違いされている人がいます。

課税口座に移される場合,元々の原資ではなく,移す時点の評価額で移管されるのです。

よって,下図の場合,150万円が取得価格となるのです。

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引用:NISAのポイント : 金融庁

 課税口座の取得価格は150万円となりますので,150万円を超えて売却すれば,課税対象となりますし,150万円を下回れば,非課税となります。

損失が出て課税対象口座に移管した場合の注意事項

注意が必要なのは,非課税期間終了時に保有資産が値下がりしていた場合です。

例えば,NISA口座で株式を120万円で購入し,5年の非課税期間終了時に100万円に値下がりしていたとします。

この時点でNISA口座から課税口座へ移す場合,取得価格は100万円に変更されます。

これは,非常に重要となります。

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引用:NISAのポイント : 金融庁

課税口座の取得価格は100万円となりますので,100万円を超えて売却すれば,課税対象となりますし,100万円を下回れば,非課税となります。

つまり,もともと120万円支払っていても,100万円で移管されているので,130万円で売却した場合,利益30万円分(130万円-100万円)に対し課税されるのです。 

 

インターネットはお手軽に知りたいことを知ることの出来るツールですが,間違った情報も多くありますので,同じ内容でも複数のサイトを確認する習慣を身につけると良いと思いますよ。 

 

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